ニコン24-70mm f/2.8E VR と24-70mm f/2.8Gの比較レビューが掲載

Mobile01 に、ニコンの新旧24-70mm f/2.8 の比較レビューとサンプル画像が掲載されています。

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  • AFは、ニコンは新型(E型)が50%速くなったと言っているが、テストでは、新型が少し速いが、違いはわずかだ。旧型もAFは速く、正直言って新旧2つのレンズのAF速度の違いはあまりよく分からない。
  • 手ブレ補正は望遠端で1/8秒で、60-70%の成功率だった。
  • (36MP機のピクセル等倍の比較で)画質は、中央はどちらのレンズもほとんど同じだが、隅は旧型は開放では甘く、旧型をF4に絞って新型のF2.8と同程度の画質だ。F8ではどちらのレンズもシャープだが、それでもなお、新型の方が若干シャープだ。
  • 倍率色収差は、旧型の方が良好だ。
  • 周辺光量落ちは、24mm開放では新型は隅の落ち込みが顕著で、徐々に落ちるのではなく隅で急激に周辺光量が低下する。望遠側でも周辺光量落ちは改善せず、新型は開放時に非常に目立つが、それ以外の絞り値では平均以上の性能だ。
  • 歪曲は、広角端では新型と旧型で差は見られないが、望遠端では新型の方が歪曲が大きい。

 

比較サンプルを見る限りでは、新型は周辺部の解像力がかなり改善されているようですね。サイズは新型が一回り大きくなっていますが、VRが付いた上に解像力も改善されているので、これは仕方がないかもしれませんね。

色収差や歪曲、周辺光量落ちは、比較サンプルでは新型が若干悪くなっているように見えますが、これは気にするほどの違いではなさそうです。