ソニーが海外で可変式ローパスフィルターを採用した「RX1R II」を正式発表

ソニーが、42MP BSIセンサーと収納式のEVFを採用したフルサイズのハイエンドコンパクト「RX1R  II」を正式に発表しました。

Ultimate full-frame compact

  • 42.4MP 裏面照射型CMOSセンサーを採用し、高感度は最高ISO102400、ワイドダイナミックレンジ、ローノイズを実現。
  • レンズはツァイスゾナーT* 35mm F2。マクロモードではセンサー面から20cmまで寄れる。
  • 光学可変ローパスフィルター(オプティカルヴァリアブルローパスフィルター)を採用し、解像力を重視するOFFと、モアレを抑制するHi、両者のバランスを取るStandardの3種類の設定が選択できる。
  • 格納式のXGA有機EL EVFを搭載。倍率は0.74倍で、接眼光学系には2枚のモールド非球面レンズを採用し、隅々までクリアで歪曲が少ない。
  • 液晶モニタは3インチ122.9万ドットのチルト式モニタ。上方に109度、下方に41度チルト可能。
  • 動画はフルHD 60pでXAVC S フォーマットに対応する。ビットレートは最大50Mbps。
  • 連写はAF追従(AF-Cフォーカスモード)で5コマ/秒。
  • AFは399点の位相差AFで、より広い範囲をカバーし、レスポンスは30%高速化。
  • 14ビットの非圧縮RAWフォーマットをサポート。
  • 自動的に瞳を検出して追尾するオートマチック瞳AF。AF-Cモードでも使用可能。
  • 大きさは113.3mm x 65.4mm x 72mm、重さはバッテリ込みで507グラム(バッテリー無しで480グラム)。

 

ソニーが海外で、RX1/RX1Rの後継機「RX1R II」を発表しました。RX1R II は42MP BSI センサーとポップアップ式のEVFを搭載し、新型のローパスフィルターを採用するなど、RX1/RX1Rからかなり機能強化されているという印象です。

ローパスフィルターの効果を「オフ」「スタンダード」「ハイ」の3段階に変更できるヴァリアブルローパスフィルターは大変興味深い技術で、この技術があれば、もうローパスの有無でモデルを分ける必要はくなりますね。後は価格が気になるところです。

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