DxOMarkにタムロンSP45mm F1.8 Di VC USDのスコアが掲載

DxOMark に、タムロンの標準単焦点レンズ「SP45mm f/1.8 Di VC USD」のスコアとレビューが掲載されています。

Tamron SP 45mm f/1.8 Di VC USD Review

 テスト機はD800E   Tamron
 45mm F1.8 
 Tamron
 35mm F1.8 
 Nikon
 50mm f/1.8G 
 Zeiss Macro
 50mm F2 
DxOMarkスコア 37 42 34 34
解像力 28P-Mpix 29P-Mpix 23P-Mpix 23P-Mpix
透過 2.4T 2.1T 2T 2.3T
歪曲 0.2% 0.2% 0.4% 0.2%
周辺光量落ち -1.2EV -1.4EV -1.6EV -1.7EV
色収差  10μm 4μm 8μm 7μm

  • DxOMarkのスコア37は、D800Eによるレンズテストの中で21位、とても立派な成績だ。透過は2.4Tで開放の明るさをそれほど発揮できていないが、28P-Mpixの解像力はこのクラスのライバルよりもずっと優れている。
  • 解像力は、F4からF8では隅と中央の両方で80%を超えるベストの解像力になる。F1.8とF2.8では中央は80%を超える解像力で際立っており、隅は若干落ち込むもののとても立派な値だ。
  • 周辺光量落ちは、開放では後処理が必要だが、F2.8からF16ではほとんど解消する。
  • タムロン45mm F1.8 は全体的に際立った性能で、特に解像力は際立っているが、599ドルの価格は、ニコンの50mm f/1.8Gがこの半額であることを考えると少々高価で、重量も540グラムで50mm f/1.4Gの2倍近く重い。とは言え、手ブレ補正の搭載はこのクラスで初めてで、これは多くのユーザーにとって役に立つだろう。光学性能は際立っており、競合するメーカー純正レンズに優っている。

 

タムロン45mm F1.8 は、DxOMarkでは解像力が高くとても優秀なスコアですが、同じタムロンの35mm F1.8とはスコアに結構差が付いているようですね。解像力はほとんど変わらないので、45mm F1.8は色収差の大きさが足を引っ張ったのでしょうか。とは言え、タムロン45mmは純正50mmを上回るスコアで、申し分のない性能と言ってよさそうです。