ソニーが「FE24-70mm F2.8 GM」「FE85mm F1.4 GM」「FE70-200mm F2.8 GM OSS」を正式発表

ソニーが海外で「G-Master」シリーズの3本のFEレンズと、1.4倍・2倍のテレコンバーターを正式に発表しました。

Sony releases three premium 'G-Master' lenses for FE-mount

  • ソニーがフルサイズカメラ用の新しい「G Master(GM)」のレンズシリーズを発表した。これらのレンズは、Gシリーズの上に位置付けられるプレミアム価格のソニーのハイエンドレンズだ。最初の3本のGMレンズはFE24-70mm F2.8、FE85mm F1.4、FE70-200mm F2.8になる。これらのレンズに加えて、70-200mm F2.8用の1.4倍と2倍のテレコンバーターもリリースされている。
  • これらのレンズの記者発表では、ソニーは高解像力とハイクオリティなボケの重要性を強調しており、解像力は50ライン/mmを基準に設計されている。また、レンズの精度不足でボケが汚くなるため、G-Masterレンズでは高精度の成形を行っている。
  • G-MasterシリーズはAF機構が変更され、24-70mmはダイレクトドライブ超音波モーター、85mmはリングドライブ、70-200mmは2つの独立した超音波モーターが採用されている。
  • 24-70mm F2.8の価格は2200ドル、85mm F1.4の価格は1800ドルで3月に発売される。70-200mm F2.8の価格はまだ決定されておらず、発売は5月になるだろう。
  • FE24-70mm F2.8GMのスペック
    - 手ブレ補正は無し
    - レンズ構成は13群18枚
    - ナノARコーティング
    - 最短撮影距離0.38m、最大撮影倍率0.24倍
    - インナーフォカース
    - 重さ886g
    - 全長136mm、最大径88mm
    - フィルター径82mm
  • FE85mm F1.4GMのスペック
    - 手ブレ補正は無し
    - レンズ構成は8群11枚
    - ナノARコーティング
    - 最短撮影距離0.80m、最大撮影倍率0.12倍
    - インナーフォカース
    - 重さ820g
    - 全長108mm、最大径90mm
    - フィルター径77mm
  • FE70-200mm F2.8GMのスペック
    - 光学式手ブレ補正
    - レンズ構成は18群32枚(※公式サイトによると、正しくは18群23枚のようです)
    - ナノARコーティング
    - 最短撮影距離0.96m、最大撮影倍率0.25倍
    - インナーフォカース
    - フォーカスリミッター
    - 重さ1480g
    - 全長200mm、最大径88mm
    - フィルター径77mm
    - 三脚座

 

ソニーが、以前にインタビューで言及していたFEの大口径レンズシリーズがリリースされました。このG-Masterレンズは、解像力とボケを重視したハイエンドレンズシリーズで、位置付けはGレンズの上になるようです。

GMレンズの外観は、ツァイスの青バッジに対してGの赤バッジが特徴的ですね。また、85mmは絞りリングが採用されているようです。

光学系はかなり力が入ってるようなので、どのような絵が出てくるのか非常に楽しみです。価格はニコンやキヤノンのハイエンドクラスのレンズと同程度のようですね。

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