ソニー熊本工場がイメージセンサーの生産を停止

ソニーが、熊本地震の影響について公式サイトでアナウンスしています。

平成28年(2016年)熊本地震の影響について (ソニー公式)

  • ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社熊本テクノロジーセンターは、主にデジタルカメラや監視カメラ向けのイメージセンサー及びディスプレイデバイスなどを生産しており、地震発生直後より現在まで、生産活動は停止している。余震が続いていることもあり生産再開は未定。
  • スマートフォン向けイメージセンサーの主力工場である同社長崎テクノロジーセンター及び4月1日より自社工場として稼働開始した大分テクノロジーセンターは、地震発生後、一部の生産装置が一時停止していたが、4月17日より順次復旧し、生産を再開している。
  • 同社鹿児島テクノロジーセンターは、地震発生後も大きな影響はなく稼働している。

供給網復旧へ動く ソニーは生産委託の拡大検討 (日経新聞)

  • ソニーは画像センサー向けの半導体を手掛ける熊本工場が14日から止まっている。18日、一部品目について、富士通の三重工場への生産委託を増やす検討に入ったもようだ。
  • 被災工場の再開時期は未定。デジタルカメラ向けはグループ内外での生産を模索。一部スマートフォン向けは富士通をはじめ、外部に生産委託を拡大する可能性もある

 

現在、地震の影響でソニー熊本工場のデジカメ用のセンサーの生産が停止しているということなので、デジカメの供給や新製品の発売にも影響があるかもしれませんね。

なお、日刊工業新聞によると、大分キヤノンのデジタルカメラの生産工場には大きな被害はないとのことです。