パナソニックが「DMC-FZ2000(国内ではFZH1)」を正式発表 [内容更新]

パナソニックが、FZ1000の後継となる高倍率ズーム機「DMC-FZ2000(国内ではDMC-FZH1)」を正式に発表しました。

Panasonic introduces video-focused Lumix DMC-FZ2000

  • パナソニックがFZ1000の後継機DMC-FZ2000を発表した。FZ2000は新型のレンズと、より大きなEVF、そして可変NDフィルターを採用している。
  • センサーは旧型と同じ1インチ20MPセンサーで、AFにはDFDが採用されている。4Kフォトとフォーカスセレクト機能に加えて、深度合成機能が新たに追加された。Wi-Fiももちろん搭載されている。
  • グリップは大型化されている。レンズは換算24-480mm F2.8-4.5で、旧型よりも若干長いが若干暗くなっている。しかし、内部は大きく異なっており、電源ONでレンズが繰り出してからは、インナーズームのためにズーム時にレンズは動かない(カムコーダーのレンズのように)。この構造と特殊なモーターの組み合わせで、FZ2000は非常にスムーズなズーミングを実現している。
  • NDフィルターは-2EV、-4EV、-6EVから選択することができる。液晶モニタは3インチバリアングルで、タッチパネルだ。EVFは有機ELで倍率は0.74倍。
  • 動画は4K30pで、ビットレートは100Mbps、フルHDは60fpsでビットレートはALL-Intraでは200Mbpsだ。HDMIで10bit 4:2:2の出力が可能(または8bit内部録画)で、99ドルのオプションでV-Logも利用可能だ。マイク端子とヘッドホン端子も用意されている。
  • FZ2000の価格は1199ドルで発売は11月だ。

 

パナソニックのFZ2000(日本ではFZH1)は、ズーミングをスムーズにした新開発のレンズやV-Logの対応など、特に動画関係を強化した機種になっているようですね。3種類のNDフィルターの搭載は非常に便利になりそうです。あと、深度合成の追加もポイントが高いですね。

[追記] 国内でも発表されました(公式サイト)。日本国内での名称は、噂通り「DMC-FZH1」のようです。

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