ここ10年間のセンサーの画質の進化はわずか1.5段分

Mirrorless Rumors で、ここ10年のCMOSセンサーの進化に関するDxOのグラフが紹介されています。

Curiosity: Sensor improved by 1,5 stops only in 10 years development

  • 10年間のセンサーの改善は、わずか1.5段分だ。DxOがこの非常に興味深いグラフを掲載している。このグラフは次のことを示している。

    - CMOSセンサーの10年分の画質の改善は1.5段分
    - ここ10年で非常に進化しているのはデジタル処理で、3段~4段分改善されている

    ソフトウェア(デジタル処理)による改善は、少なくもハードウエアの改善の2倍だ。

 

確かにハードウェアの進化は、後処理の進化に比べると、緩やかなものかもしれませんが、それでも、10年前のセンサーと現在のセンサーの高感度性能やダイナミックレンジを比べると雲泥の差なので、ハードも着実に進歩しているという印象です。

ここ最近は、センサーの画質面での進化は、以前に比べると少し遅くなっているような気もしますが、有機センサーなどの技術革新での性能の飛躍に期待したいところですね。

dxo_cmos_sensor_improvement.jpg