富士フイルムが「X100F」を正式発表

富士フイルムが、X100シリーズの第4世代のハイエンドコンパクト「FUJIFILM 100F」を正式に発表しました。

「FUJIFILM X100F」

  • 富士フイルムは、2430万画素のAPS-C サイズ「X-Trans CMOS Ⅲ」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor Pro」を搭載し、光学ファインダーと電子ビューファインダーの切り替えが可能な「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」の機能を進化させた「FUJIFILM X100F」を、平成29年2月下旬より発売する。
  • 起動時間約0.5秒、シャッタータイムラグ0.01秒、最短 撮影間隔0.2秒、最短0.08秒の高速AFなどスナップ撮影に最適な高速レスポンスを実現。
  • 像面位相差AFのエリアを、従来モデルに対して約230%に拡大。従来49点だった測距点は91点(最大325点)となり、高速・高精度なフォーカスが可能。
  • 「ERF」機能を使用する際に、小型EVFの倍率(2.5倍、6倍)を切り替えて、ピントエリアを確認することができるため、より高い精度でのピント合わせが可能。
  • OVF内に表示されるブライトフレームを被写体とカメラの距離に応じてリアルタイムで自動補正する「リアルタイム・パララックス補正」機能を搭載。
  • シャッタースピードダイヤル内にISOダイヤルを内蔵した、往年のフィルムカメラの操作性を再現する「ビルトインISOダイヤル」、露出補正を±5段まで調整可能な「Cポジション」、ビューファインダーを覗きながらフォーカスポイントを瞬時に操作できる「フォーカスレバー」などを追加。

 

X100Fは、センサーや画像処理エンジンが最新のものに換装された正常進化モデルとなっているようです。24MPセンサーの搭載とAFの改善が、今回のモデルチェンジの一番の目玉でしょうか。ファインダーもかなり進化しているようですね。

店頭価格は、最安値で14万円(税込)をわずかに上回る程度で、X100Tの初値とほとんど変わらないようです。