ソニーFE85mm F1.8は驚きの解像力だが逆光耐性が弱点

ePHOTOzine に、ソニーの新しい中望遠単焦点レンズ「FE85mm F1.8」のレビューが掲載されています。

Sony FE 85mm f/1.8 Review

  • 鏡筒は塊感があるが、重さは371グラムでかなり軽い。フォーカスリングはモーター駆動で、動作は絹のように滑らかだ。
  • AFはダブルリニアモーターで、キビキビと動き、正確で静かだ。
  • 解像力は、中央は、開放のF1.8で既に素晴らしい値(excellent)で、F4からF8では際立った値(outstanding)になる。隅は中央に張り合う解像力で、F1.8からF11まで素晴らしい値(excellent)だ。このレンズの解像力は驚きだ。

fe_85f18_mtf002.jpg

  • 倍率色収差は、隅では目に見えるが、多くの被写体では目立たないだろう。
  • フレアは、恐らくこのレンズのアキレス腱だろう。逆光では、たやすくコントラストが劇的に低下する。特有のゴーストは見られないが、逆光では確実に画質が低下し、霞がかかったようになる。
  • 歪曲は、ほぼ完璧に補正されており実質的にゼロだ。
  • ボケは素晴らしく滑らかだ。
  • FE85mm F1.8 は、多くの点で見事な性能で、85mmレンズとしては価格が抑えられているが、性能は全く妥協していない。唯一の弱点は、逆光でフレアが出やすいことだ。
  • 良い点:際立った解像力、色収差が少ない、高速で静かなAF、素晴らしいボケ。
  • 悪い点:隅の色収差、逆光でフレアが出る、距離目盛りと被写界深度目盛りが無い。

 

このレンズは、Batisやタムロンの85mm F1.8に比べるとずっと安価ですが、解像力は開放から周辺部まで非常に高く、スタジオ内のテストでは申し分のない結果ですね。ボケも綺麗です。

唯一気になるのは、逆光耐性で、逆光のサンプルでは確かに画面全体が白っぽくなる様子が見て取れますね。

2017年3月10日 | コメント(18)

コメント(18)

なんというかソニーらしくないレンズですよね。
逆光でコントラストが大きく下がるソニーのレンズって見たこと無い気がします。
そしてこの点がBatis/85と決定的に違う部分でしょうね

ポートレートレンズで逆光耐性に弱いのは困りものですね。
GM85mmを使っていますが逆光で気になる描写は特にありません。
GMとの違いはやはり出てしまいますね。

Batisとの比較で、コントラストや艶感にもっと差があるように思いましたが、解像性能は非常に優秀ですね。
AFも速く、色被りもこちらのテストでは目立たないようで、非常に優秀なレンズだと思います。

逆光性能に関しては、球面レンズ故にコーティングで対処できなかったのでしょうが、動画でフレアが出るのはむしろ好ましいため、個人的には嬉しい仕様です。
まいったな、欲しくなってきた。

以前のインタビューでもありましたがソニー(ミノルタ)はレンズの味を特に重視しているようですし、キャラクターの違いを出すためにあえてそういう逆光特性にしたのではないでしょうか。
逆光に強いのは確かに光学設計として目指すべきところですが、表現の道具としては同マウント同焦点距離の他のレンズと違う特徴がある方が面白いです。
ボケの色付きもそうですが、最新のオールドレンズっていう感じ。
このレンズもBatisもGMもLoxiaも85mmはそれぞれキャラクターが立っていていい感じですね。

価格により色々な特製のレンズがあるのは当然で、Batisと同じクオリティで安く出せるはずもなく、新しいレンズが出るたびに最上級モデルのレンズと比較してダメ出ししても仕方ないといつも感じます。
女の子の撮影で逆光時コントラストが低下することで朝霧の中のような雰囲気に意図的にするのは私は好きなのでこのレンズは買ってみたいと思ってます。
逆光でコントラスト低下を嫌う意図があるときはシグマ85mmF1.4Artなどつかえば済むことでレンズの特性を活かした作品作りをするのが一歩先ゆく撮影テクだと感じます。

このレンズを予約してます。
見切り発車の予約でしたが、軽量コンパクトで解像度もボケも良く、AFもキビキビ動くとの評価で、今から手元に来るのが楽しみです。

85mmZAと両立するのか、はたまた置き換えまでできるのか、ワクワクです!!

値段相応の性能でしょう。
グレードによって性能に差があるのはソニーだけが渋っているわけではなく他社も当たり前ですが差別化しています。
その中でもコストよりパフォーマンスが上だと○○レンズと呼ばれ崇められたりしますが、基本的には大体相応の性能ですよね。
中にはグレードが高いだけでパフォーマンスが伴っていないものもありますし、例えばラインナップがこのレンズだけで逆光での運用が儘ならないなら問題ですが、Eマウントには85mmレンズが多様に存在しますし何より廉価のラインですから御の字でしょう。

90%以上の撮影は逆光で撮りますから困った仕様です。とっくに予約してますが。

逆光の影響をポジティブに捉える方々もいらっしゃいますので、価格の落としどころとしては妥当だと思います。選択肢が増えるのはいいことですね。

以前、確かソニーのコンデジでWX1でしたか、逆光でズームするとフレアがひどかったGレンズがありました。
メーカーサイトで「順光で撮影してください」みたいなことが書かれてましたので、今回も承知の上なのかな?
でも、さすがに明るい曇り空でどこに向けてもフレアが出る、ってのは無いでしょう。
きっと。
たぶん・・・

過去にソニーの24-70ZAなどを使っていましたがT*の銘があっても逆光に強い印象はありませんでしたね
傾向としてはゴーストは出にくくフレアは出やすいという感じかもしれません
でもそのフレアがいい感じの雰囲気に仕上げてくれるそんな描写でしたし人の目に近い感覚と思いますのでフレアはOK派です

もしこのレンスにARやT*など最高のコーティングを施したら1.4系レンズなど凌駕してしまうのかもしれません(汗)


>>QLさん
最新のオールドレンズって良い表現ですね^^

使いこなすという意味では癖のあるレンズの方が楽しいですね

特性的に、フィルムで使ってみたいかも。
同性能のαマウント版が出たら良いのに。

確かにゴーストはきになりますけど、味として使えばこれはこれでとも思います。

QLさんの「最新のオールドレンズ」という表現が非常に印象的ですね。

昨今のフレアを排除する傾向のレンズには食傷気味でした。
個人的にはフレアを積極的に使った撮影を行っていたので、解像力のキレ味を持ちつつフレアの雰囲気を活かせるこのレンズは非常に魅力的です。

もしフレアを除去したいなら、Batis 1.8/85 も FE 85mm F1.4 GM も有りますし、コンバーターを利用すればSIGMAの 85mm F1.4 DG HSM も選択出来ますので。
敢えてフレアを残すレンズを出したことで様々な選択肢も増えましたし、SonyのEマウントの布陣も素晴らしいものになってきましたね。

僕はスチルだけでなく動画も撮るので、この向きには賛成です。
良く動画撮影で85mmは半世紀ほど前のオールドレンズを使っていますが、パンする時にレンズフレアが露骨に出る感じはホントよい描写をしてくれます。

あんな感じのレンズにAFがあったらいいのにな…と考えていましたので、このレンズはとても注目してます。
他の方のコメントにもあった通り、確かに現代のレンズって完成度が高すぎて、逆光を嫌う向きもありただ単にそのレンズを使った事による写真や映像の美しさ(解像力)ばかりを評価する傾向で、尖った方向性のレンズって無くなってしまったなぁと考えていました。

一眼を使った動画が注目されている現代だからこそ、レンズから撮れる画に動きを組み合わせる事で得られる描写や表現がもっと楽しくなるものを、これからもたくさん作って欲しいと切に願います。

オールドレンズって、これからのカメラの方向性の良いヒントがたくさん隠されている様に僕は思いますので…

ソニーの4月予定のレンズ
16日に
3月24日に前倒しされてますね。
桜に間に合いそうで楽しみです。

逆光に弱い、オールドレンズ、ってどのような条件で使ってみたのでしょうか?
買ってから早速少し撮ってみましたが、いたって写りは現代的だし、逆光方向や光源を画面に入れて撮ってみてもここで言われるほど悪くないと思うのですが・・・


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このページは、2017年3月10日 に公開されたブログ記事です。

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