キヤノンがEOS 5D Mark IVにC-Logを追加するアップグレードを発表 [内容更新]

キヤノンが、EOS 5D Mark IVにC-Logを追加する有償のアップグレードプログラムを発表しています。[追記] キヤノンがこの件について新たにコメントをしています。

Canon will add C-Log to the EOS 5D Mark IV for $99

  • キヤノンは5D Mark IVにC-Logを追加する99ドルのアップグレードを発表した。このアップグレードはハードウェアの変更(内容は明示されていない)を含み、キヤノンのサービスセンターで北米では7月から開始される。C-Logは、7月から5D Mark IVのボディには初めから組み込まれ、3599ドルで販売される。

    C-Log追加後のカメラは内部収録でも外部出力でも8bit 4:2:0のままで、10bit 4:2:2で記録できるシネマEOS C700のようなカメラに匹敵するわけではないようだが、Logのカーブは、シネマEOSと同等だと聞いている。

    キヤノンが4K動画で、センサーの読み出し領域を拡大する(クロップ倍率を小さくする)という噂が流れていたが、この変更は(プレスリリースでは)確認されていない。5D Mark IVのローリングシャッター効果がどれだけ目立つかを考えると、クロップ倍率を小さくするのは、我々には非現実的なように思われる。
  • (アップデート)キヤノンはハードウェアの変更は行わないと述べている。カメラ内のソフトウェア構築のために、我々のアップグレード用のツールを使用する必要がある。また、キヤノンは、C-Logが(初めから)組み込まれていない5D Mark IVも引き続き販売さるとも述べている。

 

以前から噂が流れていた5D Mark IVへのC-Logの追加するアップグレードが、海外で正式に発表されたようです。

このアップグレードは、有償(99ドル)となっていますが、ハードの変更込みでパナソニックGH4のV-Logソフトウェアキー(税抜き10000円)と同程度なことを考えれば、価格は許容範囲内でしょうか。

残念ながら、噂されていた4K動画のクロップ倍率の引き下げ等の改善は提供されないようですね。

[追記] キヤノンがハードウェアの変更は行わないというコメントを出しています。記事の最後に(アップデート)を追記しました。