ニコンは8Kに対応したデジカメの製品化を目指す

朝日新聞DIGITALに、ニコンの牛田社長のインタビューが掲載されています。

・ニコン、8Kデジカメ・ヘルスケアに注力 牛田社長 (※現在元記事は削除されています)

  • カメラ大手ニコンの牛田一雄社長が朝日新聞のインタビューに応じ、ヘルスケア事業を新たな成長分野と位置づけて軸足を移していく方針を示した。
  • デジタルカメラは高級機を中心に機種を絞り込み、「絶対的に画質を上げる」(牛田社長)ことでスマホと差別化していく方針。電機メーカーが開発を急ぐ8K対応の大画面テレビにも耐えられる解像力のカメラの製品化をめざす。8Kに対応した高性能なレンズとセンサーを開発していくという。
  • 名門企業も近年はやや苦境に立たされている。スマホの普及でデジカメ市場が想定以上の勢いで縮小。ニコンの販売台数は4年前の約2400万台から4分の1の約630万台に激減し、「まだ底を打っていない」(岡昌志副社長)。主力事業の一つ、半導体製造装置も赤字が続いた。全社の売上高は4年前の4分の3の7488億円に落ち込んでいる。
  • 「足元の事業環境は厳しく、デジタルカメラ市場が持ち直すという旧中期経営計画は明確な間違いだった。財務体質が健全なうちに、攻めの構造改革をやる」
  • 「中高級機など付加価値が付けられるところに選択と集中で資源を投入する。将来的には新しいミラーレスを出す計画だ。高性能なレンズとセンサーで絶対的な画質を上げる。スマホとは画質で差別化する」

 

ニコンは、今後は8K対応の解像度のカメラと高性能なレンズ群で勝負していく計画のようですね。新しいミラーレスカメラも「高性能なレンズとセンサーで絶対的な画質を上げる」と述べられているので、画質が最大の売りの直球勝負の製品になりそうです。