キヤノン「EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM」はシャープでボケも魅力的なレンズ

Photography Blog に、キヤノンのLEDライト付きのマクロレンズ「EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM」のレビューが掲載されています。

Canon EF-S 35mm f/2.8 Macro IS STM Review

  • このレンズは非常に小型軽量で、換算56mmの焦点距離は、ストリート写真や一般的な撮影にも最適だ。
  • フォーカスリングはとても幅が狭い。回したときの動きが非常に緩いので、ピントの微調整はやり難いかもしれないが、それほど悪くはない。
  • フードは付属しているが、フード装着時はマクロライトが使用できない。
  • AFは作動音はほとんどしない。AFは大部分の状況で非常に速いが、暗いと迷う。フォーカシングはインナーフォーカスで、レンズの全長は変わらない。
  • 色収差は、等倍で見た時に状況によって見られるだけで、非常に良く補正されている。
  • 周辺光量落ちは、JPEGでは開放でわずかに見られるが、F3.5に絞ると改善され、F5.6ではほとんど分からなくなる。RAWでは、開放でもう少し周辺光量落ちが目立つが、それでもなお、通常の被写体なら目立たないだろう。
  • 歪曲は、この種のレンズに期待されている通り、問題はない。
  • ボケは滑らかで素晴らしい描写だ。
  • 解像力は開放から非常に良好で、最もシャープになるのはF4~F8だ。F11~F16では若干ソフトになるが、まだとても良好だ。F22では回折の影響で更に解像力が落ち、F32では非常にソフトになる。
  • 内蔵マクロライトは素晴らしい機能で、常日頃、物撮りをする必要がある人には特に有用だ。
  • このレンズの画質は素晴らしく、非常にシャープでディテールはとても豊富だ。ボケも魅力的で、ポートレートにも適している。フォーカスリングがもう少し重く、そして最短と無限遠で止まればよかったが、これは大きな不満ではない。
  • もし、あなたがマクロレンズを持っていなくて接写を考えているなら、標準レンズとしても使えるこのレンズは素晴らしい選択肢だ。宝石や料理の写真を撮るなら、ぜひ、このレンズの購入を考えて欲しい。

 

解像力は開放から十分で、ボケもレビューで述べられているように非常に綺麗ですね。内蔵のLEDライトは、照明で苦労することなく手軽に高倍率の撮影ができるので、花や小物の撮影などで非常に便利に使えそうです。