ソニーα7R III とライバルとの等倍切り出しの比較サンプル画像

Imaging Resource に、ソニーα7R III とニコンD850、キヤノン5D MarkI IV、フジフイルムGFXとの等倍切り出しの比較サンプルが掲載されています。

How does the new A7R III stack up against its stiffest competition?

  • α7R III を数時間スタジオで使用することができたので、主要なライバルの5D Mark IV、D850、GFXと比較した(α7R III はRAWプロファイルがまだ無いのでJPEGだ)。
  • この画像は焦点距離50mmで絞りはF5、シャッタースピード1/40、ISO250、オートホワイトバランス、ライティングは同じという条件で撮影した。レンズは、キヤノンがEF24-70mm F2.8L II、ニコンが24-70mm f/2.8E VR、ソニーが新型のFE24-105mm F4 G OSS、フジフイルムがGF63mm F2.8 R WRだ。すべてのカメラでデフォルトのピクチャーモードに設定し、三脚を使用して同じ距離から撮影している。
  • 最初に気付くのは、肌色の再現がそれぞれ独特の結果だということだが、どれが良いかは読者の判断にまかせたい。
  • 5D Mark IVはここでは差があり、これはローパスフィルターのために他の3機種よりもディテールが少ないためだ。他の3機種は全て、純粋な解像力の点では5D Mark IVをしのいでいる。
  • α7R III は、瞳の中のブルーがシャキっと再現されており、他の2機種(D850とGFX)は、それがグレーになってしまっている。
  • 最も印象的だったのは、ソニーの新しいFE24-105mm F4Gが、ニコンの24-70mm f/2.8E VRやフジフイルムの63mm F2.8に迫っていることかもしれない。

sonyA7RIII_comp_ImagingResource001.jpg

ソニーα7R III だけJPEG撮って出しで、レンズもバラバラなので、カメラの正確な画質の比較はできませんが、α7R III は健闘しているという印象です。α7R III は24-105mmのやや高倍率の標準ズームを使用していますが、非常にシャープで他の機種のレンズに負けていませんね。

なお、上記の画像は縮小しているので、等倍の画像は元記事のサンプル画像で確認してみてください。