DxOMarkに「LEICA M10」のセンサースコアが掲載

DxOMark に、LEICA M10 のセンサースコアとレビューが掲載されています。

Leica M10: A classic reinvented 

 

 LEICA M10   LEICA M      D850         α7R III    
Overall Score
(センサーの総合点)
86 84 100 100
Color Depth
(色の再現域と分離)
24.4 24 26.4 26.0
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
13.2 13.3 14.8 14.7
Low-Light ISO
(許容できる最高のISO感度)
2133 1860 2660 3523

  • LEICA M10のセンサースコア86は、これまでにテストしたライカのセンサーの中ではLEICA SLの88に次ぐ2位のスコアだ。個々のカテゴリでは、色再現と高感度はライカで(SLに次ぐ)2位で、ダイナミックレンジは(SLとM typ240の続く)3位だ。
  • フルサイズでトップのα7R III やD850と比べると、M10は、総合スコアでも個々のスコアでも後れを取っており、色再現では1~1.33EV、ダイナミックレンジでは1.5EV後れを取っている。
  • M10の高感度ノイズはとても良好だが、D850の方が高画素にもかかわらず若干ノイズが少ない。
  • M10のセンサーは、最近のライカの他のフルサイズ機のセンサーと同レベルの性能で、トップクラスのセンサーと比べると、ISO感度全域で後れを取っており、ベストのAPS-Cのセンサーのスコアに近い。

 

LEICA M10はM(Typ240)と異なるセンサーを採用しているという噂が流れたこともありましたが、M10とMのスコアはよく似たパターンで、同じかどうかは分かりませんが、同系列のセンサーを採用している可能性が高そうです。

M10のセンサー(CMOSIS製?)は、D850やα7R III のようなトップクラスのセンサーと比べると、まだ、かなり差を付けられているようですね。