曲面型センサーはコンベンショナルなカメラで使うには制約が多すぎる

Mirrorless Rumors で、シグマの山木和人社長のプラスチックレンズやFoveonセンサー、曲面型センサーなどに関するコメントが紹介されています。

Sigma CEO gives rare insight on future tech

  • フランスのWebサイトmizuwariがシグマの山木和人CEOにインタビューを行っている。多くのニュースがあるが、その中から4つだけ掲載する。
  • ガラスレンズ vs プラスチックレンズ:プラスチックレンズは、温めると大きく膨張し、冷やすと大きく縮むという大きな問題がある。この大きさの変化は、光学性能に悪い影響を及ぼす。
  • 曲面型センサー:曲面型センサーはスマートフォン用としては興味深いソリューションだが、コンベンショナルな(伝統的な)カメラに使用するには、レンズ固定式でもレンズ交換式でも制約が多すぎる。
  • Foveonセンサー:我々は他社へのFoveinセンサーの供給に難色を示しているわけではないが、事はそれほど単純ではない。ハードウェア(センサー)以外にも、専用の画像処理エンジンと、それを活かす方法、特に3層構造を上手く利用できるようにする非常に特殊なアルゴリズムなども考慮する必要がある。私はFoveonセンサー搭載のLEICA M に賛成だ。そして、もし我々がより大型のセンサーを開発できるなら、ぜひFoveonを搭載したハッセルブラッドも見てみたい。
  • 中判カメラ:我々には、そのような冒険をする余裕はない。

 

しばしば話題になる曲面型センサーですが、単体のデジタルカメラに使用するにはいろいろと問題があるようですね。レンズ設計が難しいのでしょうか。

Foveonの外販についてはシグマが断っているわけではないようですが、現実的には他社が使いこなすのは難しそうです。実現はしないと思いますが、Foveonセンサーを搭載したライカMがもしあったら、非常に面白いカメラになりそうですね。

2018年3月 8日 | コメント(11)

コメント(11)

プラスチックの熱膨張問題が解決できればレンズが大幅に軽量化されることになりますね。
最近のレンズはどれも大型化してますから技術者の人に頑張って欲しいです。

特殊ですし、欠点もあるのであえてFoveonを使いたいメーカーもなさそうですからね……

通常モデルの他にF型としてFoveon機もチョイスできるとかなら楽しそう
ソニーや富士フイルム辺りにやってみて欲しいが開発コストの問題とか色々あるでしょうから難しいのかな
特に個人的には富士フイルムのFoveon機は凄く見てみたい

曲面型センサーの利点を生かすには、その曲面の焦点から光が入る必要があるなど(それが実際に存在する問題かは私の想像です。)の光学側に余計な制約を課してしまうのかもしれませんね。

曲面型だと制約やレンズ設計が難しくなってしまいますので、やはり人間の眼球の様に球面型にしてしまえば単純なレンズ設計で高性能にできますね。

曲面型のメリットって何でしょうか。像面湾曲の設計が楽になる程度?
レンズ交換式の場合、広角レンズにはメリットですけれど、望遠レンズだと逆にデメリットになりそうですね。斜入光にもなっちゃいそうですし。
レンズ固定式の単焦点カメラなら、大型センサーでもメリットはありそうですが、ズームだと辛いんだろうな…。

Foveonセンサーは、スマホカメラとかにはならないんでしょうか。
ライカのモノクロカメラ積んでくるスマホがあるぐらいなので、Foveonだってアリだと思うんだけどなぁ。

 フォビオンの外販 おもしろい機種が出来ると思います。

3層センサーに関して各社がしのぎを削る状況になれば、更にデジカメ界は発展するような。
また、カメラレンズとしてのガラス、プラスチック両方の良さを生かした素材が出れば、更に面白くなるのかも。

 先日 ハッセルさんのX1Dを2時間くらい使わせてもらいましたが、シグマのsd-クワトロHと大差ない大きさで、撮像素子の大きさは約3倍。撮影テンポは遅いものの、非常に扱いやすかったです。
ハッセルのX1Dにフォビオンの撮像素子が入ったバージョンがあれば、良いのになあとも思いますが、価格や撮影テンポが気になります。

フォビオンやル類似のフィルムライクセンサーが乱立して、より高画質で安価なモデルが出ることを望んでいます。

各メーカーで曲面センサーを作ったらサードパーティは大変そう、とういうのもあると思います。ただ制約が多いのも事実だと思います。大きさやコストや他部門への技術の流用などを考えるとやっぱり難しそうですね。

センサーは手振れ補正が強い機種に載せて欲しいですね。例えばセンサーは小さくなりますが、オリのOM-Dなんかに載せればISO100や200でも結構使えますから、かなり面白い機種になると思うのですが…無理ですよねぇ。

 ライカのRレンズをM42に改造したものにさらにSAマウントアダプタをつけて、Quattro Hで使っていますが、かなり気に入っています(R の50mmなどはDP3 quattroと比較しても大きな破綻はないと思います)。
 ですので、フォベオン外販といわずに、エプソンR-D1後継のようなマニュアル機をシグマが出してくれればいいのに、といつも思っていました。Merrillセンサーならばさらにそそられますね。
 M型デジタルライカの購入層を考えれば、シグマ基準で高価でも、値段面ではまだまだ本家の足元にも及ばない?はず。低ISO専用というのも、ISO100で勝負、みたいでよいですし、画質で本家の斜め上も夢ではないと思います。ライカのレンズの味をフォベオンで味わいたい人も結構いるのでは?フォベオンのモノクロは定評がありますし。私は、購入時に「多少の周辺画質の乱れは問題にしません」という誓約書を書いてもよいのでシグマには作ってほしいですね(笑。その場合でもM→Rアダプター経由でRレンズを使う手もありますし)。

Foveonの特許は来年まででしたっけ。曲面型センサーの単焦点コンデジや積層型センサーは遠からずソニーが製品化しそうな気がします。

ある種のポジショントークでしょう。
入射角がフイルムカメラと近いLeica Mに、テレセントリック性が求められる三層センサーを搭載することは難しいように思います。

山木社長は以前もプラスチックレンズに否定的な
発言をしていましたが、樹脂を固めた非球面レンズについてはどう思っているのでしょうか?
58mm f/1.4Gなんかはガラスと樹脂を張り合わせた
複合型非球面レンズですし、
非球面レンズの半分くらいは樹脂レンズが多いと思います。
キヤノンのレプリカ非球面レンズも、樹脂をガラスレンズに貼り付けるタイプのもので、
一部Lレンズにも採用しています。

シグマは非球面レンズ開発技術を持っていない
(製造装置をレンズ会社から買っている)ため、
こういうトークになっているのでは?と思います。

EF-S10-18mmの非球面レンズはプラスチックじゃないと
あの値段では作れなかったと、開発者が述べていたと思います。


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このページは、2018年3月 8日 に公開されたブログ記事です。

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