2018年2月のデジタルカメラの出荷台数は前年同月比で26.6%減

CIPAが、2018年2月のデジタルカメラの出荷実績を発表しています。

CIPA: DSLRs outperformed mirrorless in February (DPReview)

  • 2月のCIPAのレポートが公開され、全体的にデジタルカメラ業界はあまり芳しくない。世界のデジタルスチルカメラの出荷数は、前年同月比で26.6%ダウンしている。これは悪いニュースだ。

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  • 良いニュースは、落ち込みの大部分は、コンパクトカメラの崩壊(44.7%の落ち込み)によるものだと言うことで、レンズ交換式に関しては前年同月比で落ち込みは5.4%で、若干明るい状況だ。レンズ交換式のうち一眼レフの販売台数は0.1%増、一方でミラーレスは15.8%落ち込んでいる。そして、2016年の2月と比べると全体で17.3%上回っている。

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  • 全体的に、2017年終盤の弱さが、2018年初めの弱さにつながっているように見える。

 

2月のデジカメの販売も引き続き低調のようですが、大幅に落ち込んでるのはコンパクトカメラで、レンズ交換式に限ればそれほど悪くはないですね。レンズ交換式の内訳では、一眼レフが前年同月比でほぼ横ばいなのに対し、ミラーレスがかなり減っているのが気になるところです。