キヤノンの手持ち深度合成機能の特許

Canon News に、キヤノンの手持ちで深度合成撮影を行うための特許が紹介されています。

Canon Patent Application on focus stacking and image stabilization

  • キヤノンがカメラ内での深度合成と、段階的なピント移動中の手ブレ補正の効果について詳述した特許を出願(20180124318)している。

    キヤノンの懸念は、手持ち撮影では手ブレのためにピント位置の移動が大きすぎることで、手ブレが大きい時にどのように焦点の移動量を計算するかだ。

    この特許では、ISとAFの組み合わせで信頼性のある手持ちの深度合成が可能であることが示唆されている。

canon_patent_20180124318.jpg

現在のキヤノンのカメラには深度合成機能は搭載されていませんが、研究開発は行っているようですね。深度合成機能は通常は三脚の使用が前提ですが、手持ちで深度合成が使えるようになれば、非常に使い勝手がよくなりそうです。

2018年5月 5日 | コメント(4)

コメント(4)

スマホではボケ合成が当たり前になりつつありますが、より自然な合成を可能にし、カメラを持つ意味を用意しようという真っ当な取り組みかも知れませんね。
(HDR含め合成に対する嫌悪感は日に日に無くなってる気もします)

業界の雄として、新しい写真を提案する姿勢が見えてなんだかワクワクしますね!
(ISとAFだし、ミラーレス機に入れてくるのかな?)

例えば、マクロ撮影ではフルサイズに近いほど深度に調整に困りますから、明るさをかせぎたい場合を想定してこれの出来には期待しています。

計測用途ではもはや当たり前の深度合成ですが、被写体もカメラもすべて固定することが前提です。手ぶれ補正を使って行うには単写にくらべ最初に撮影した位置で固定する高度な技術が必要になりますね。この特許はそのあたりを細かく書いていないところを見ると、今後なにかしらの方法が見つかったときに「やろうと思うと誰もが通る道」を押さえた基本特許のような気がします。

自分もsdqで深度合成を多用していますが、ただでさえ深度合成はピントを送る関係上画像のサイズが変化していくので、
手持ちでやるとなるとパナソニックの6kフォトのような構造でないと厳しそう。


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このページは、2018年5月 5日 に公開されたブログ記事です。

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