キヤノンの手持ち深度合成機能の特許

Canon News に、キヤノンの手持ちで深度合成撮影を行うための特許が紹介されています。

Canon Patent Application on focus stacking and image stabilization

  • キヤノンがカメラ内での深度合成と、段階的なピント移動中の手ブレ補正の効果について詳述した特許を出願(20180124318)している。

    キヤノンの懸念は、手持ち撮影では手ブレのためにピント位置の移動が大きすぎることで、手ブレが大きい時にどのように焦点の移動量を計算するかだ。

    この特許では、ISとAFの組み合わせで信頼性のある手持ちの深度合成が可能であることが示唆されている。

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現在のキヤノンのカメラには深度合成機能は搭載されていませんが、研究開発は行っているようですね。深度合成機能は通常は三脚の使用が前提ですが、手持ちで深度合成が使えるようになれば、非常に使い勝手がよくなりそうです。