ソニーは将来のカメラにAIを採用する

Imaging Resource に、ソニーのタナカケンジ氏のインタビューが掲載されています。

A.I. is the future of mirrorless cameras 

  • (センサーによる改善は頭打ちなのか?)ソニーの半導体チームは、既に低感度と高感度の画質の両方を更に改善する技術を持っている。これらは複数の技術で、1つ1つを新型センサーに採用することができる。
  • (将来のAFについて)将来は、被写体の認識におそらくAIを使用することになるだろう。この種の技術が我々の未来だ。この処理は、センサーではなく画像処理エンジンによるものなので、画像処理エンジンがとても重要だ。この種の技術は、非常に速く進化している。例えば、現在のソニーのプロセッサには、一般的な演算ユニットが採用されているが、おそらく次世代の製品では、よりAI向けに設計されたものになるはずだ。
  • (FE400mm F2.8 について)このレンズは、非常に軽く扱いやすい。重要なのはサイズと重さ、そしてバランスだ。400mm F2.8 の発売後に試してみて欲しい。おそらく、私が言ったことを認めてくれるだろう。
  • (APS-C機はどうなっているのか?)APS-Cのことは忘れていないので、待っていて欲しい。APS-Cユーザーの皆さん、心配はいらない。

 

次世代のソニーのカメラでは、AIが搭載されて被写体の認識や画像処理などが飛躍的に進歩するかもしれませんね。また、センサーに関しては、既に低感度と高感度を共に改善する技術が開発済みと述べられているので、こちらも次世代で更に進化しそうです。