・Sony Cyber-shot DSC RX100 VI review
- ボディは金属製で、小さく素晴らしい造りだ。非常に多機能でカスタマイズ機能も豊富だが、操作部が限られている(ボタンやダイヤルが少ない)。このカメラは、ユーザーがあまり頻繁に設定を変更しないことを前提にしている。
- タッチパネルは役に立つが、AF測距点の選択と画像のプレイバック時にしか使用されていない。
- AF性能はこのクラスでベストだ。瞳AFは、一部のカメラマンにとって「これ無しではやっていけない」機能になり得るだろう。しかし、暗くなるに従って瞳AFの合焦ミスが発生し始める。
- 動画は、4Kはとてもディテールに富んでおり、機能もこのクラスでは屈指の豊富さだが、NDフィルターとマイク端子の省略されているので用途が限られる。動画のAF性能はとても優秀だが、スチルのAFとはかなり動きが異なっている。
- 画質は、優れた性能のレンズと細部のディテールを際立たせるJPEGエンジンの組み合わせで、ライバルのパナソニック機よりもずっと良く見える。肌色の色再現も改善している。
- ノイズリダクションはディテールを維持していて非常に優れているが、他の同じカテゴリのカメラと同様に暗くなると苦しくなる。
- レンズはズーム全域で一貫して素晴らしい性能で、パナソニックZS100(TX1)よりもズーム全域で顕著に優れている。広角端の隅の画質も許容範囲内で全く文句はない。
- RX100M6は、汎用性の高いズームと素晴らしいAFを備えた非常に高性能なカメラだ。しかしながら、コンパクトサイズを維持するためにレンズが暗くなっているので、状況によっては画質が制限されるだろう。
- 好きな点
- とても汎用性に富むズーム域で全域で良好な性能のレンズ
- JPEGの色再現とディテール
- 素晴らしいダイナミックレンジ
- ディテールに富む動画
- 瞳AFでポートレートが簡単に撮れる
- このクラスで最高のAF追尾性能
- 24コマ/秒の連写
- とても良好なファインダー
- 本当に小さいボディ
- USB充電が便利 - 好きではない点
- 複雑なユーザーインターフェース
- 複雑で混乱するAFシステム
- レンズによって低照度性能が制限される
- タッチパネルが十分に活用されていない
- NDフィルターとマイク端子が無いので動画撮影が制限される
- カメラ内RAW現像が無い
- 単体のバッテリーチャージャーが含まれていない
総合評価は83点の銀賞で、RX100M5と全く同じ評価になっています。RX100M6は、大きさを維持したままレンズを大幅に高倍率化したにもかかわらず、画質がそれほど落ちていないのが素晴らしいですね。
比較ツールで画質を比べると、RX100M6はライバルのパナソニック機よりもシャープでシャキっとした絵作りという印象です。肌色の発色も自然ですね。
ドルンブルク
レンズが大きく変わったので写りはどうなるかと思ってましたが大丈夫みたいですね。あとは値段ですね。