Photons To Photos に、キヤノンEOS R とニコンZ7の読み出しノイズのデータが追加され、複数の機種間で比較が可能になっています。
- Canon EOS R(黒)とCanon EOS 5D Mark IV(青)の比較
- Nikon D850(黒)とNikon Z7(青)の比較
- Canon EOS R(黒)とNikon Z7(青)とソニーα7R III(緑)の比較
グラフは読み出しノイズなので、ダイナミックレンジとは逆に低い方が高性能になるのでご注意ください。
EOS Rのセンサーの読み出しノイズはEOS 5D Mark IVとほとんど同じで、このセンサーは5D Mark IVのセンサーをベースにDPAF等を改良したセンサーと見てよさそうですね。
また、ニコンZ7のセンサーの値はD850のセンサーとほぼ同じで、こちらもD850のセンサーをベースに像面位相差AFを搭載したセンサーと見てよさそうです。
ソニーα7R III を含めた3機種の比較では、ニコンとキヤノンの読み出しノイズはそれほど変わりませんが、ソニーは全感度域で頭一つ抜けているという印象です。
ドルンブルク
5Dmk4とEOSR、D850とNiikonZ7はやはり似たようなセンサーを使っているみたいですね。そう考えるとフルサイズミラーレスはハイアマ仕様ですね。
D850はデュアルゲインをしている挙動が確認できます。α7RⅢはISO25600あたりでもう一度ゲインしていますね。
miwa
α7R IIIとα7 IIIのノイズを比較すると、
EOS R(Z7)とα7R IIIの差分ぐらい更に低いですね。
画素数の少ない方が有利なのでしょうか?
勇気千差判別
やはりSonyのセンサーは一日の長でしょうか
Robin
キヤノンのEOS Rと5Dmk4が同じなのは分かるとして、ニコンのD850とZ7が同じなのは面白いですね。像面位相差を乗っけてもノイズが増えたりはしないんでしょうか?それとも、D850よりもノイズの少ないセンサーに像面位相差を乗せたのでしょうか。
norinagao2000
キャノンのセンサは、ほんとに良くなりましたね。ソニーは流石ですね。これくらいの差ならどれえらんでも問題無さそうですね。
z-mount
実体験の話になるのですが、四月頃の夜の山頂、肌寒い気温の中、長時間露光の設定で7RIIIのISO100で20分の撮影と、D850のISO64で60分の撮影を行ったことがあるのですが、D850はノイズが殆ど無くて、長時間露光ノイズ除去の必要がなく、後の加工がとても楽だった事があります。7RIIIは長時間露光ノイズ除去が必要な量のノイズの浮き具合でした。
この記事の測定条件は存じないのですが、例えば、その日初めて電源を入れて5秒以内のノイズレベルと、ある程度使用してカメラがほんのり温かくなった場合のノイズレベルでは、やはり結果は変わってくると思います。
そういう点ではD850とZ7や7RIIIのノイズレベルもまた、実際の使用では変わってくるでしょうね。
oto
ニコンのD850のセンサーはソニー製だということなので、Z7も象面位相差の違いはあれどソニー製のセンサーということですかね。それでこの差が出るということは、ソニーはセンサー開発段階からカメラとの関わりを把握できるので有利なのでしょうか。
Oka
α7R IIIとD850, Z7の違いは、感度域の違いではないでしょうか?
前者は拡張での最低感度がISO 50ですが、後者はISO 32です。
その分が単純にシフトしているだけに見えます。
バトン
使用上はそんなに気にならないレベルでの差分なのでしょうが、グラフにしてみるとはっきりと差が出るものなのですね。センサー特性が全てではないですが、α7r3の結果をみると後発メーカーとしてはとても頑張っている印象です。キヤノンとニコンがレンズ開発に更に力を入れる戦略にするのもうなづけます。
とんちん
7R3凄いですね、、、他と1段近く差があります。
センサーに関しては流石ですね。