富士フイルムX-T3のセンサーは16bitで記録が可能

Fuji Rumors で、富士フイルムX-T3のセンサーの16bitモード関する情報が掲載されています。

Fujifilm X-T3 Sensor

  • 以前に、ソニーがX-T3の26MPセンサーIMX571とGFX100の100MPセンサーIMX461を正式に製品リストに載せたと述べたが、framos.comが、これらのセンサーに関する更に詳細な情報を公開している。
  • このサイトの情報によると、X-T3のソニー製26MPセンサーは16bitのbit数で記録することができる。しかし、X-T3は通常モードで14bit、スポーツモードでは12bitでの記録となる。富士フイルムは16bitモードを有効にしていないようで、これは富士フイルムが画質よりも動作速度を優先したからだ。実際16bitモードよりも14bitの方が顕著に速い。一方で16bitの方が低ノイズになる。
  • 私は富士フイルムがファームウェアのアップデートで、X-T3の16bitモードを有効し、14bitと16bitを選択できるようにするのではないかと思っている。
  • 富士フイルムは、X-H1のボディはX-T2よりも放熱が25%優れていると述べており、X-H2にも同じことが言えるのではないかと考えている。このため、X-H2は画像処理エンジンのパワーの更に絞り出すことができ、16bitモードの採用がより容易になるのではないかと考えている。

 

16bitモードが有効になれば、後処理で融通が利くようになるので、例えば天体写真などでかなり有利になりそうですね。もし可能ならファームウェアのアップデートで16bitを追加して欲しいところです。