・Nikon Z7 and Sony a7R III offer similar results in our image stabilization test
- テストは、焦点距離分の1のシャッタースピードから始めて、NDフィルターを使用して2/3段ずつシャッタースピードを遅くしながら、24mmと55mm、200mmでそれぞれ撮影した。シャッターは電子先幕シャッターを使用している。
- ニコンZ7もソニーα7R III も5軸ボディ内手ブレ補正が搭載されており、24mmでは2~3段分、55mmでは3~4段分、200mmでは4~5段分の効果(200mmではいずれもレンズ内補正の力も借りた)で、どちらのカメラも手ブレ補正は同程度の性能だった。
24mm | 55mm | 200mm | |
---|---|---|---|
Nikon Z7 | 2.3段 | 4段 | 4段 |
Sony α7R III | 2.6段 | 3.3段 | 4.6段 |
元記事にシャッタースピード別の手ブレの大きさをまとめた詳しい表が掲載されているので、興味がある方は参照してみてください。
Z7とα7R III の手ブレ補正は、焦点距離によって、多少の得手不得手があるようですが、全体としては補正効果はそれほど変わらないようです。
望遠端の補正効果に関しては、レンズ内補正を併用しているとのことなので、レンズを変えれば結果が変わってきそうですね。
MIT
マイクロとかに比べると、広角は思ったより弱いけど、フルサイズだからこんなものなのかな。
鉄男
この焦点距離ごとの補正段数を頭に入れておけばシャッタースピードの保険をかける目安になりますね。
2機種とも手ブレの影響が出やすい4000万画素超のカメラですからこのような検証データは参考になる方も多そうですね。
take
FTZでFマウントレンズを使った場合は、補正効果が下がるのでZ用の70-200でどうなるかですね。
レンズ内手ブレ補正を積んでボディ内と連動させ、m4/3のような強力な効果を期待したいです。
補正ユニットのサイズが違うので難しいかもしれませんが。
呑みカメ
ニコンのZ7/Z6には焦点距離手動設定があり、その設定にひと手間かけると、通信回路皆無なマニュアルレンズでも手ぶれ補正が効くので便利です。
Ken
手ブレ補正焦点距離のマニュアル調整は、ソニーにも以前から(α7Ⅱから)あります。
段数の目安はとてもためになる情報ですね。
かう坊や
焦点距離を入力して電子接点のないレンズでも手ぶれ補正を効かせる機能は
Sony α7Ⅱシリーズ以降の機種(他にPENTAXなど)にも有るのですが、この機能はあるとやっぱり便利ですね。
EFR
Z7のほうがマウント経が大きい分補正が強いかと思いましたが
案外マウント経関係ないものなんですね
ぶ
手ぶれ補正による周辺画質の低下に、マウント径で差はあるのか気になるところです。
KJ (N)
どちらも40MP超ですからね・・・そんな画素数で4段前後も長いシャッターが切れるなんて、全く凄い時代になったものです。
Z の 200mm での補正量は専用レンズでもう少し伸びそうですね。