パナソニックがLUMIX S1/S1Rを正式発表

パナソニックが海外で、Lマウントのフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S1」「LUMIX S1R」を正式に発表しました。

Panasonic S1 will cost $2499 body-only and feature oversampled 4K/30p(DPR)

  • パナソニックが、フルサイズミラーレスカメラS1の詳細を発表した。パナソニックはS1はスチル用途が70%、動画用途が30%と予想していた。
  • S1のセンサーは24.2MPで、動画は4K30pの全画素のオーバーサンプリングか、APS-Cクロップの4K60pになる。180fpsのフルHD動画機能もあり、29.97fpsで1/6の速度のスローモーション動画が出力される。
  • S1は有料でLOG機能と、10bit 4:2:2の出力機能を追加することができるが、標準では10bitはHLGモードのみとなる。アップグレードの価格と提供日は、まだ発表されていない。
  • S1(S1Rも)は防塵防滴仕様で、レンズと協調動作が可能な5軸ボディ内手ブレ補正が搭載されている。
  • AFはコントラストベースのDFDで、機械学習によって動体追尾が改善されている。
  • ハイレゾモードは96MPで、連写は9コマ/秒(AF追従で6コマ/秒)で、6Kフォトで30fpsと4Kフォト60fpsの連写が可能だ。
  • EVFは576万ドットで、リフレッシュレートは60fpsまたは120fpsが選択可能だ。液晶モニタは3型210万ドットのタッチパネルで、3軸チルト式。上面に液晶が搭載されている。
  • S1の価格は、ボディのみで2499ドル。24-105mmF4とのキットが3399ドルで、4月の初めに発売される。

Panasonic Lumix S1R arrives in April for $3699 body-only (DPR)

  • パナソニックは47.3MPのプロ志向のフルサイズミラーレスカメラS1Rを発表した。
  • S1Rには187MPのハイレゾモードが搭載されている。連写速度は9コマ/秒で、AF追従では6コマ/秒だ。18MPで30fpsの6Kフォトと8MPで60fpsの4Kフォト機能も搭載されている。
  • AFはコントラストベースのDFDで、パナソニックは、機械学習によって動体追尾能力が改善していると述べている。
  • S1Rの動画はピクセルビニングで4K60p(S1はハイクオリティなオーバーサンプリングで4K30p)が可能だ。5軸手ブレ補正が内蔵され、レンズ内補正と連携可能だ。
  • EVFは576万ドットの有機ELで、リフレッシュレートは60fpsま120fpsだ。背面のモニターは、3軸チルト式の3型210万ドットでタッチパネル。
  • S1Rの価格は3699ドル(24-105mm F4とのレンズキットで4599ドル)で、4月に発売される。

 

パナソニックのS1/S1Rが海外で正式に発表されました。価格は2499ドルと3699ドルということで、ニコンのZ6/Z7の初値が2000ドル/3400ドルだったので、ニコンよりも少し高い価格設定になっているようです。

スペックは先日の噂通りのようで、EVFやモニターの解像度や連写などの主要な機能はS1もS1Rも同じスペックのようですが、動画の仕様は異なっているようですね。