キヤノン「EOS Kiss X10」はサードパーティー製のフラッシュが使えない

PetaPixelに、キヤノンEOS Kiss X10のホットシューの互換性に関する記事が掲載されています。

Canon Made Its New Entry-Level DSLRs Incompatible with 3rd-Party Flashes

  • もし、キヤノンのエントリーレベルの一眼レフの購入を考えているなら、次のことを知っておくべきだ。キヤノンは、最新のローエンドカメラ(Kiss X10)で、サードパーティー製フラッシュを使用できないようにしているようだ。

    Michael The Mavenの動画チャンネルで、キヤノンSL3(Kiss X10)のホットシューの中央の接点が省略されていることを警告する3分の動画が公開されている。

    ホットシューの中央の接点は、メーカーに依存しない汎用のフラッシュシンクロ接点だ(ホットシューの他の接点はメーカーごとの独自仕様の接点だ)。この中央の接点を使用する限り、どのブランドのフラッシュもマニュアルモードで使用することができる。

    中央の接点の削除は、ほとんど全てのサードパーティー製のフラッシュとの互換性がなくなることを意味している。マニュアルのサードパーティー製フラッシュは、初心者や価格に敏感なユーザーには人気のオプションだ。

    この動画では「何百ものアクセサリーを使用できないようするのは、かなりめちゃくちゃなことだと思う」と述べられている。(下の画像は左が5D4、右がSL3)

canon_kissx10_hotshoe_001.jpgキヤノンとしては、Kiss X10のようなローエンド機で、他社製のマニュアルフラッシュを使用するケースは少ないと見ているのかもしれませんが、海外ではマニュアルの汎用ストロボも人気のオプションということなので、コストダウンのために汎用接点をなくしてしまったのは、少々乱暴だったかもしれませんね。