ソニーが「FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS」と「FE600mm F4 GM OSS」を正式発表 [内容更新]

ソニーが、海外でEマウント用の2本の超望遠レンズを正式に発表しました。

Sony announces 200-600mm F5.6-6.3 G OSS and 600mm F4 GM OSS lenses 

  • ソニーは、2本のフルサイズ用の望遠レンズ「FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS」と「FE600mm F4 GM OSS」を発表した。
  • FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS は、レンズ構成は非球面と5枚の低分散ガラスを含む24枚で、ナノARコーティングが採用されている。インナーフォーカス、インナーズームだ。絞り羽根は11枚の円形絞りで、AFモーターはダイレクトドライブSSMが使用されている。最短撮影距離は2.4mで最大撮影倍率は0.2倍だ。重さは三脚座の台座を外している状態で2.1kg。1.4倍と2倍のテレコンに対応する。
  • FE600mm F4 GM OSS は、重さは3キロ少々で、キヤノンの600mmよりも若干軽く、このクラスのレンズで最軽量だ。全量は449mmでキヤノンの448mmとほとんど同じだ。レンズ構成は、高度非球面と蛍石、EDレンズを含む24枚で、ナノARコーティングが採用されている。AFモーターはXDリニアモーターが2個使用されている。また40.5mmのドロップインフィルターに対応している。最短撮影距離は4.5m、最大撮影倍率は0.14倍だ。1.4倍と2倍のテレコンに対応する。
  • どちらのレンズも防塵防滴だが、600mm F4の方がより高度な防塵防滴になっている。
  • 発売はどちらのレンズも8月で、希望小売価格は200-600mm F5.6-6.3 G OSS が2000ドル、600mm F4 GM OSS が13000ドルだ。

sony_200-600f56-63_of_001.jpg

sony_600f4_of_001.jpg

ソニーから、Eマウントユーザー待望の超望遠レンズが正式発表されました。600mm F4は開発発表になるという噂も流れていましたが、こちらも発売日がアナウンスされているので正式発表のようです。

価格は噂通りで、600mm F4 は非常に高価なプロ用のレンズですが、200-600mm F5.6-6.3 はアマチュアでも手が届く価格で、人気のレンズになりそうですね。

[追記] 国内でも正式発表されました(200-600mm F5.6-6.3のプレスリリース、600mm F4のプレスリリース)。200-600mmの希望小売価格は27万8000円(税抜)、発売日は7月26日。600mm F4の希望小売価格は179万5000円、受注受付開始が6月18日、発売日は7月下旬より順次となっています。