パナソニックがm4/3にToFを使ったAFシステムを採用?

43rumorsに、パナソニックがマイクロフォーサーズにToF技術を使ったAFを実装するという噂が掲載されています。

(FT5) Panasonic is developing a new TOF Micro Four Thirds sensor

  • 信頼できるソースから次の情報を得た。これは、至高のAFのように思える。像面位相差の影響が無く、超高速なAFシステムだ。
  • パナソニックは、m4/3カメラシリーズのAFシステムに実装するためのToFセンサーの開発に取り組んでいる。しかし、いつこのAFシステムが採用されるのか(GH6かGH7かGH8か)は分からない。

    ToF(Time of Flight)は被写体との距離を正確に測定するので、タッチパネルで被写体をタップすると、ウォブリングや、ピントの行き過ぎなどがなく、ほぼ瞬時にピントが合う。

    ToFは、コントラストAFのような前後の動きがなく、位相差AFのようなバンディング(シマシマ)も発生せず、理論的にはコントラスト+位相差のハイブリッドAFよりも優れている。

    パナソニックは、m4/3をToFのテストと熟成の場として使うつもりで、これはオリンパスが医療機器にm4/3の技術を利用しているのと同じことだ。

 

ToFは照射した光線が被写体から跳ね返って戻ってくるまでの時間で測距する技術で、スマホには既に採用されている技術のようです。

ToFはコントラストAFのようなウォブリングが不要で、また、像面位相差のような筋やシマシマも発生せずに、ピントも瞬時に合うということで、理論的には理想的なAFシステムでのようですね。この技術が本当にm4/3に実装されるのか、興味深いところです。