ニコンのデジカメの販売台数はピークの6分の1以下

日経新聞に、ニコンの馬立稔和社長のインタビューが掲載されています。

「半導体」も苦戦、次の収益源は?

  • (主力のデジカメは厳しい環境が続きます)
    「市場は急減速した。直近のピークである13年3月期と比べ、当社の販売台数は6分の1以下だ。一段の下振れリスクがあるかもしれない。今期はミラーレス製品の拡充でコストが先行し、デジカメなどの映像事業の利益は120億円に減るが、3年後には200億円を確保したい」

    「デジカメは販売網の見直しを考えている。ネット販売が増える北米、店頭の影響力が強いアジアなど地域ごとに狙いを絞って販売体制を再構築する。16年秋からの構造改革で固定費は削減したが、調達費の見直しなどでコスト削減の余地はある」

 

デジカメ市場が急速に縮小していることは各所で報道されていますが、わずか6年間で販売台数が6分の1以下になるとは驚きですね。デジカメの販売台数が、どこまで行って下げ止まるのか気になるところです。

また、ニコンの今期は、ミラーレス製品の拡充するということなので、引き続きZマウントの新製品が中心になりそうですね。