ミラーレスカメラの販売台数シェアでトップの「EOS Kiss M」に「α6400」が肉薄、金額シェアでは逆転

BCN+Rに、最近のミラーレスカメラの販売動向に関する記事が掲載されています。

「EOS Kiss M」にソニー人気モデルが肉薄

  • 「BCNランキング」によると、7月のフルサイズミラーレス一眼の販売台数は前年同月比で109.3%と伸長した。メーカー別では、1位のキヤノンが84.0%と2ケタ減となったが、2位のソニーが122.8%、3位のオリンパスが104.7%で前年を超えた。
  • 7月各週のメーカー別販売台数シェアでは、キヤノンとソニーがトップを巡って競り合い、最終週でソニーが抜け出してシェア30%を超えた。オリンパスも最終週で大きくシェアを伸ばし、キヤノンを抜いて2番手に浮上している。直近3カ月はキヤノンが圧倒的優位に立っていたが、ここにきて上位3社の差は詰まってきている。

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  • シリーズ別の販売台数シェアでは、キヤノンの「EOS Kiss M」が13.7%で1位、ソニーの「α6400」が12.9%で2位にランクイン。これまで、EOS Kiss Mが長らく圧倒的なシェアを誇っていたが、7月は1ポイント差と肉薄。販売金額シェアでは、α6400が16.2%、EOS Kiss Mが12.3%で逆転している。

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ミラーレスの販売台数シェアでは、これまでキヤノンがトップを守ってきましたが、7月からソニーが逆転したようですね。ソニーは右肩上がりで勢いがありますが、対照的にキヤノンは右肩下がりで、あまり元気が無いのが気になるところです。

機種別のランキングでは、EOS Kiss Mが首位をキープしてはいますが、α6400がほぼ並ぶところまで来ているので、Kiss Mもこれまでのような独走という感じではありませんね。今後の動向に注目したいところです。