キヤノンのボディ内ISとレンズ内ISの連携に関する特許

Canon News で、キヤノンのボディ内とレンズ内の手ブレ補正の連携のための特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Further IBIS+IS Patent Applications

  • キヤノンが北米で、ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正の協調動作に関する2つの特許を出願している(USPTO20190260933、20190260938)。どちらの特許もボディ内手ブレ補正と、レンズ内手ブレ補正が共に有効になっている場合に、画質を損なわないようにするためのものだ。

    これらの特許は、レンズとボディの手ブレ補正の間の動作の遅れ(ディレイ)を扱っており、この遅れは手ブレ補正の補正不足や過剰補正の結果をもたらすことになる。

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ISの協調動作に関する特許は以前にも出願されていたので、キヤノンはボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正の協調動作に関する開発を積極的に行っている可能性が高そうです。

ISの協調動作は、ボディ内手ブレ補正の搭載が前提になるので、次世代のEOS RやEOS Mにボディ内手ブレ補正の搭載が期待できそうですね。