SIGMA fpは小さいボディにもかかわらず操作性に優れている

Photography Blogに、SIGMA fp のインプレとサンプルギャラリーが掲載されています。

Sigma fp Review

  • SIGMA fpの重さは370グラム、大きさは112.6 x 69.9 x 45.3mmと非常に小さいカメラで、現在販売されているフルサイズカメラでは最小最軽量だ。
  • 小さなボディにもかかわらず、大きな電源スイッチや一目瞭然のスチル・動画の切り替えスイッチなど、操作系は良く考え抜かれており、操作性はとても満足のいくものだ。
  • センサーはローパスレスの24MP裏面照射型で、ソニー製のようだが、まだ確認はとれていない。
  • 動画機として非常に優れており、豊富な設定と録画フォーマットは、ソニーα7SやニコンZ6/Z7、パナソニックS1Hをしのぎ、とりわけ、4K24fps 12-bitのRAW動画は際立っている。
  • 手ブレ補正は電子式で、有効時には3フレームを比較合成し1枚のスチル画像や動画を生成する。レンズ内補正が付いているレンズを取り付けると、明らかにレンズ内補正の効果が認められるが、2つの補正がどのように協調動作しているかは不明確だ。
  • AFはコントラストAFのみで、測距点は49点だ。明るい場所ではAFは速く信頼できるが、暗い場所では少々動きが鈍くなる。顔認識と瞳認識AFも搭載されている。
  • シャッターは電子シャッターのみで、シャッターショックは無く、シャッター音もほとんどしない。
  • モニタは210万ドットで、(後ろに隙間があるために)一見チルト式のように見えるが、実際は固定式で背面にはマグネシウム製の大型ヒートシンクがある。タッチパネルの反応は素早く、AF測距点やメニューのコントロールが可能だ。
  • バッテリーライフはあまり芳しくない。公式の数字ではスチルで280枚だが、録画を開始するとバッテリーの消耗が速いので、1日中撮影する場合は、数個のスペアバッテリーを用意する必要がある。
  • メモリカードスロットは残念ながらシングルで、更に残念なことに電池室と同じ場所にあるので、三脚使用時には交換が面倒だ。
  • 画質はサンプル画像で確認して欲しい。(現在、元記事のサンプルが重いようなので、ePHOTOzineのサンプルも参照してみてください)

 

SIGMA fp はフルサイズ機としては非常に小さいボディにもかかわらず、操作性に優れているのはポイントが高いですね。

画質は、サンプルギャラリーを見る限りでは、定番のベイヤーセンサーらしくあまり癖がない描写で、解像感も十分という印象です。