キヤノンのRFマウント用の大口径広角単焦点レンズの特許

Canon News で、キヤノンのフルサイズミラーレス用の「16mm F1.4」「18mm F1.2」「24mm F1.2」の特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Some eye watering fast primes for the RF mount

  • この特許出願(2019-197095)では、「16mm F1.4」「18mm F1.2」「24mm F1.2」の驚くような大口径単焦点レンズが示されている。そしてもう一つ、バックフォーカスが短すぎて現実性はほとんどないが「18mm F1.0」も記載されている。

    焦点距離:18.51 
    F値: 1.24 
    半画角:49.45 
    像高:21.64  
    全長(前玉からセンサーまで): 129.00 
    バックフォーカス:16.40 

    焦点距離: 24.59 
    F値:1.24 
    半画角:41.35 
    像高:21.64 
    全長(前玉からセンサーまで): 129.01 
    バックフォーカス:13.57

    焦点距離:16.42 
    F値: 1.43 
    半画角:52.80 
    像高:21.64 
    全長(前玉からセンサーまで): 133.46 
    バックフォーカス:13.55 

    焦点距離:18.50 
    F値:1.03 
    半画角:49.47 
    像高:21.64 
    全長(前玉からセンサーまで): 150.00 
    バックフォーカス:4.99

 

キヤノンはRFマウント用の85mm F1.2と50mm F1.2をリリースしましたが、広角や超広角レンズでもF1.2やF1.4クラスの大口径レンズを検討しているようですね。

特許のレンズのうち、どれが製品化されるのか興味深いところですが、18mm F1.0はバックフォーカスが5mmしかないので、これはさすがに製品化は難しいかもしれません。