DxOMarkにソニー「α7R IV」のセンサースコアが掲載

DxOMark に、ソニーα7R IVの61MPセンサーのセンサースコアとレビューが掲載されています。

Sony A7R IV sensor review 

 

  α7R IV     α7R III     D850      S1R        Z7    
Overall Score
(センサーの総合点)
99 100 100 100 99
Color Depth
(色の再現域と分離)
26 26 26.4 26.4 26.3
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
14.8 14.7 14.8 14.1 14.6
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
3344 3523 2660 3525 2668

  •  α7R IVのセンサーのスコアは99に達しており、我々のデータベースにあるセンサーの中では屈指の性能だ。
  • このセンサーはダイナミックレンジと高感度性能が優れており、14.8EVのダイナミックレンジはベストのセンサーと並ぶもので素晴らしい。ISO12800より上の感度ではRAWにノイズリダクションがかかっており、状況によっては目に付くかもしれない。
  • フルサイズとしては高画素のセンサーだが、高感度のスコアは3344を記録しており、高感度性能は極めて優れている。
  • 色再現の26bitsは、トップのセンサー(26.4bits)と比べてもごくわずかに遅れを取っているだけだ。
  • 高画素化されたにもかかわらず、α7R IVは、ダイナミックレンジが素晴らしく、色再現はとても良好で、ノイズも良く抑えられている。性能で低画素のライバルをしのぐには至ってないが、フルサイズで最も高画素の61.2MPの画素数は魅力的だ。

 

α7R IVのセンサーは大幅に高画素化されましたが、DxOのスコアを見る限りではダイナミックレンジや高感度への影響はなく、引き続きトップクラスの性能を維持しているようです。これだけの高感度性能があれば、高感度を多用するケースでも、低画素機との使い分けを考えなくていいかもしれませんね。