富士フイルムX100Vのオーバーヒート問題の検証とメーカーのコメント

Fuji Rumors に、富士フイルムX100Vのオーバーヒート問題の検証記事と、この問題に関するメーカーの公式コメントが掲載されています。

Fujifilm Issues Official Statement Regarding Fujifilm X100V Overheating Reports

  • 先月、Andrewによって行われた富士フイルムX100Vのオーバーヒートに関する検証記事を紹介した。彼はX100Vを様々な状況下でテストし、次のような結果を得ている。

    「スチルに関して:実際の写真撮影では心配はない。華氏100/105度(摂氏37/40度)の室温で600枚連写して初めて黄色のオーバーヒート警告が表示された」

    「動画に関して:4Kで12分でオーバーヒート警告が表示された。従って、X100Vは長時間の4K動画を撮影するのに良いカメラではない」

    富士フイルムは、オーバーヒート問題に関して、次のような公式なコメントを出している。

    「X100Vを動画撮影などで使い続ける場合や、高温の環境下または直射日光下で使用する場合、カメラの電子回路基板とバッテリーの発熱のためにグリップが顕著に熱く感じられる可能性がある」

    通常、X100Vのユーザーが華氏105度の温度で600枚以上の連写をしたり、長時間の4K動画撮影をすることはなさそうだと思う。もし、そのようなことをするなら、X100Vはあなたのニーズに合うカメラではないだろう。

 

海外でしばしば話題になっていたX100Vのオーバーヒート問題ですが、検証の結果では、かなり厳しい条件でしか発生しないようなので、通常の撮影で大きな問題が発生する可能性は低そうですね。