・ Micro-Nikkor AF-S 60mm f/2.8 G ED N - Review / Test Report
- 歪曲は0.07%と非常に少なく、歪曲なしとみなすことができる
- フルサイズ用のレンズだが、APS-CでもF2.8では中程度(0.59EV)の周辺光量落ちがある。F4まで絞ると気にならないレベルになる
- 解像力は中央は開放から"最高(Excellent)"レベルだが、絞ってもほどんと向上しない。周辺部は開放ではやや落ちて"とても良い(Very Good)"レベルだが、中程度まで絞ると"最高(Excellent)"レベルに向上する
- 色収差は旧型(AF-D 60mm Macro)でとても高い値で驚かされたが、新設計にもかかわらず、AF-S 60mm Macroは、悲しいことに色収差については向上していない。
- 色収差のピークは1.4px(F4)で、1ピクセル以下にするにはF8以上に絞る必要がある
- ボケはとてもスムーズで9枚の絞り羽根のおかげでF11まで絞っても良好
ナノクリスタルコートを採用したニコンの最新マクロレンズですが、思っていたよりは普通の性能です。 とはいえ、解像力は開放から十分に高くボケ味も良好なので、色収差が大きいこと以外は特に問題がなく、優秀なレンズと言ってよさそうです。
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