- ISO100での解像力は2820本で、SONY α900の3230本に迫る値(Nikon D700は2350本)
- ノイズテストのスコアは、ISO6400で5DMarkIIとD700は共に2.0、α900は3.5(3.0以上は許容範囲外)
- 優れた高感度性能の副作用でハイライトの近くに黒く小さな発疹のようなものが出ることがある。キヤノンはこの問題に気づいており、我々は、ファームウェアのアップデートでこの現象が解決することに賭けている
- 色再現性は大変によく、D700とα900に勝る
- AFは明るい場所で、D700の0.35秒、α900の0.29秒に対し5DMarkIIは0.51秒で、もはや速くはない
- 暗所(EV-1と-2)ではAFは非常に遅く緩慢。AFが安定せず、EV -0.5までしか使えない。ニコンがD3のAFをD700で採用したように、キヤノンも1Ds MarkIIIのAFを採用するべき
- D700と高感度は同等でより画素数は多いが、5DMarkIIのAF性能には失望させられた
高感度性能と解像力は優秀だが、AF性能にはかなり不満ありというテスト結果ですね。AFはD700に及ばないことは予想できましたが、α900よりも全然遅い(というよりα900が予想以上に速い?)というのは少々意外でした。
ぽん太
動画について、”Due to file-size constraints, your HD clips are limited to about 12 minutes.”とありますので、今後はファイルサイズが足かせとなって動画の利便性に問題が出るかもしれませんね。
先の5Dも同様にカタログスペック重視の機種でした。じっくり撮る分にはこの上なく充分ですが、意外と守備範囲は広くなく、価格なりのカメラでした。もう少しバランスが取れている方が良いと思います。その点ではD700がベストバランスです。
管理人
ぽん太さん
コメントありがとうございます。
12分は用途によっては足りないかもしれませんね。5DMarkIIの動画は、サンプルを見ていると、録画時間もそうですが、いろいろな面でまだまだ発展途上という感じがします。