ニコン AF-S DX 35mm F1.8G は欠点もあるがハイレベルな性能

photozoneにニコンのAF-S DX 35mm F1.8Gのレビューが掲載されています。

Nikkor AF-S DX 35mm f/1.8 G - Test Report / Review

  • 歪曲は1.7%のタル型で、この焦点距離の単焦点にしては大きい
  • 周辺光量落ちは、絞り開放でもまずまず(0.75EV前後)で、F4以上に絞れば問題なくなる
  • 解像力は中心部はテストしたすべての絞りを通して素晴らしい値(excellent)。周辺部はF2.8まではよい値(very good)で、F4~F5.6では素晴らしい値(excellent)になる。四隅は開放では甘いが、絞れば改善する
  • 色収差は、開放ではまずまずの値だが絞るとかなり大きくなる。これは残念な点
  • ボケ味は残念なことに開放では輪郭がかなり目立ちややうるさい。F2.8まで絞ると輪郭は消えボケはスムーズになる
  • 歪曲や色収差の大きさ、AFがあまり速くないなどの欠点もあるが、それでも、お買い得な価格で非常にハイレベルな性能

 

サンプルを見る限り、解像感は(カリカリという感じではありませんが)ほどよく高く、リーズナブルな単焦点レンズとしてはなかなかよい描写ですね。ただ、ボケは二線ボケの傾向があって、単焦点にしては少々うるさい感じがします。