EOS KissX3は多くの1200万画素機よりもディテール描写に優れている

Imaging Resourceにキヤノン Rebel T1i (EOS KissX3)のレビューが掲載されています。

Canon EOS Rebel T1i EOS 500D Overview

  • 録画はビデオカメラほど簡単ではなく、一般のユーザーよりも芸術家のビデオグラファー向け。理由はAFがビデオカメラほど速くなく、コンティニュアスAFができないため
  • 50Dのセンサーとの違いは、50Dが4チャンネル読み出しであることに対し、KissX3のセンサーが2チャンネル読み出しであること
  • ISO1600は、50DもKissX3も暗所での撮影で安心して使うことができる。ISO1600では、50DよりKissX3が若干シャープでコントラストが高い
  • ファブリックの部分の描写(※リンク先の赤い模様の画像のこと)ではKissX2が実際に近く、X3はノイズリダクションの影響でディテールが失われている。これはISO800から発生するが、低感度では良好な描写
  • KissX3の画質は少なくともEOS 50Dと同等で、他の多くの1200万画素機よりディテールの描写に優れている

 

KissX3はEOS 50Dよりも若干クッキリハッキリした傾向で、初心者向けに多少絵作りを調整したような印象です。

KissX2との高感度での比較では、X3のほうがノイズはかなり少ないものの、ディテールも失われてしまっているので、一概にX3のほうが画質がいいとも言い切れない感じですね。

低感度での比較では、他の機種と比べても解像感は高く見えますが、高感度になるとノイズリダクションの影響でとたんにモヤっとしてくるようです。