イギリスペンタックスの広報がHOYA鈴木CEOの発言にコメント

Amateur Photographerに、HOYAの鈴木CEOの発言に関するペンタックスUKの広報や開発スタッフのコメントが記載されています。

Pentax seeks alliance for 'long term survival'

  • HOYAの鈴木CEOは、ロイターにカメラ事業部(ペンタックス)が他社との連携を模索していることを語った。このことに関して、ペンタックスの広報は、Amateur Photographer誌に次のように語った
    • HOYAの鈴木CEOによる他企業との連携に関する発言は、長期の企業戦略の可能性の一つを示したもの。この発言は、進行中の事柄について具体的に言及したものではない。しかし、HOYAは個々の部門を最高に発展させる機会を探し続けるだろう
  • ペンタックスはデジタル一眼の開発のために既にサムスンと提携しているが、ロイターのインタビューでは、これからこのサムスンとのタイアップが続くのかどうかは明らかではない
  • 今月の初めにペンタックスUKイメージングシステム部のStephen Sanderson氏に聞いた話によると、サムスンとの提携は現在も継続しているとのこと

 

ペンタックスUKの広報は、鈴木CEOの発言に関して「具体的な話ではない」という無難な回答をしています。ただ、この広報の発言の最後の部分は、「機会があればペンタックスを売却する用意がある」という意味合いに取れないこともないですね。

今後のペンタックスの動向はかなり不透明ですが、カメラ作りに理解のある企業に売却されるなどのよい方向に進んで欲しいものです。