・Pentax seeks alliance for 'long term survival'
- HOYAの鈴木CEOは、ロイターにカメラ事業部(ペンタックス)が他社との連携を模索していることを語った。このことに関して、ペンタックスの広報は、Amateur Photographer誌に次のように語った
- HOYAの鈴木CEOによる他企業との連携に関する発言は、長期の企業戦略の可能性の一つを示したもの。この発言は、進行中の事柄について具体的に言及したものではない。しかし、HOYAは個々の部門を最高に発展させる機会を探し続けるだろう
- ペンタックスはデジタル一眼の開発のために既にサムスンと提携しているが、ロイターのインタビューでは、これからこのサムスンとのタイアップが続くのかどうかは明らかではない
- 今月の初めにペンタックスUKイメージングシステム部のStephen Sanderson氏に聞いた話によると、サムスンとの提携は現在も継続しているとのこと
ペンタックスUKの広報は、鈴木CEOの発言に関して「具体的な話ではない」という無難な回答をしています。ただ、この広報の発言の最後の部分は、「機会があればペンタックスを売却する用意がある」という意味合いに取れないこともないですね。
今後のペンタックスの動向はかなり不透明ですが、カメラ作りに理解のある企業に売却されるなどのよい方向に進んで欲しいものです。
ふゆっき。
シャチョーさんにカメラ売れなきゃ、
おめーらを売り飛ばすといわれて、
一度経験はしてるとはいえ、
PENTAX事業部さん心中御察しします。
なに、ミノルタの技術者さんもソニーでがんばってますし、
あなたたちの弛まぬ努力は、K-7を見てひしひし感じてます。
なんで、バケペン続けてくれんかのぅヽ( ´¬`)ノ
flipper@管理人
ふゆっき。さん
コメントありがとうございます。
ペンタックス事業部はK-7でがんばって黒字の見通しなのに、お荷物扱いは酷いですよね。ペンタ67は大好きなカメラなので、私も645共々続けて欲しかったと思います。
通りがかり
HOYAの本音は、ペンタックスで欲しかったのは医療部門のみでしょう。最初から黒字化すれば事業譲渡することも視野に入れているんじゃないですか。HOYAにとってカメラ部門はお荷物以外の何物でもないと思う。
うみ
いつも楽しく拝読しています。先日は返答コメントありがとうございました。
鈴木CEOの強気は強者の論理で仕方がないとはいえ、そうした発言が例のごたごたを引き起こしたことをどう考えてるんでしょう。前回は結局ペンタ社内をかき回して合併を吸収に持ち込んだことからHOYAにとっては作戦勝ち、今回も同じように考えてるんですかね?翻弄されるカメラ部門にも優れた技術者や担当者がいて、長年愛用するユーザーがいることも理解して欲しいのですが。もちろん、ペンタックスのカメラ事業にビジネスとしての甘さがあった点は反省してもらわないと行けないのでしょうけど。
flipper@管理人
コメントありがとうございます。
>通りがかりさん
HOYAの鈴木CEOは当初からカメラ事業部売却を示唆していましたし、処分したくてしょうがないのは事実でしょうね。当初は赤字を出したら売却と言っていましたが、最近では、赤でも黒でも処分したいようですね。
>うみさん
鈴木CEOはカメラ事業には何の興味もないようなので、ペンタックスの技術やら歴史やらを言っても意味がないのかもしれませんが、そういったことを理解してくれる企業と提携(身売り?)して欲しいものですね。ビジネス的には、デジ一の初期の頃のペンタックスは少しのんびりしすぎていたような印象がありますね。