ZONE-10にパナソニックの新型センサーに関する噂が掲載されています。
・When Will the Olympus E-3 Replacement be Announced? (※元記事は削除されています)
- 現在、多くのモデルにパナソニック製の12.1MPセンサーが使用されているが、フォーサーズの次のステップでは14.7MPのセンサーになるだろう
- 新しい14.7MPセンサーは新型のGF1にも採用されていないので、E-3後継機には搭載されないと予想している
- 14.7MPセンサー採用のパナソニックの新型機は2010年の2月に登場することが予想され、14.7MPセンサーは以後18ヶ月の間スタンダードなセンサーであり続けるだろう
センサー関係の部分だけピックアップしてまとめてみました。マイクロフォーサーズの次のセンサーが本当に1470万画素だとすると、APS-Cよりもセンサーサイズが小さい分、かなりの狭画素ピッチになりますね。
ただ、ニコンのAPS-Cも1200万画素で止まっていることですし、フォーサーズ/マイクロフォーサーズもそろそろ高画素化は打ち止めになるかもしれませんね。
それから、パナソニックの新型機が2010年2月に登場という話は、4/3rumorsに出ている噂とも一致するので、これは期待できるかもしれません。
カレー王子
現状の12.1MPでも若干無理があるように感じますが、14.7MPですか……
GH1はマルチアスペクト対応のために約14MPのセンサーを使っていますが、この書き方だとそれとも違いそうですね。
パナソニックはDR拡大や非ベイヤー素子などの特許をいくつも持っているので、ひょっとすると撮像素子のブレークスルーがあるのではと期待してしまいます。
ささ
>>ただ、ニコンのAPS-Cも1200万画素で止まっていることですし、フォーサーズ/マイクロフォーサーズもそろそろ高画素化は打ち止めにしてもいいのではないかと思います(キヤノンのAPS-Cと競争するんでしょうかね・・・(^^;)。
印刷側からの一つの意見で
3500万画素前後あれば大概の広告や印刷物に対応出来るので、
おそらくDSLRライカ判の画素の落ち着きどころはその辺ではないかと。
キャノンもニコンも一桁機(プロ機)はその辺まで行くと思ってます。
1DS2(1600万画素)の登場で、デジタルに一気に移行した職業写真家が
増えた事を見ると、1600万画素あれば対応出来る仕事のボリュームと
そのギャランティーから逆算してペイ出来る機材の値段のバランス点が
その辺にあったと見る事が出来ます。
7Dですが、ハイアマチュア用のみならず、
コストパフォーマンスの高いプロシューマー機としての性格もある訳で
1DS2の例から見ると、1800万画素というのは「必要であった」画素ではないかと思ってます。だから一桁ナンバー機な訳です。
二桁機やKISS系統のこれ以上の高画素化は、ネット上で姦しく議論?されてるようにユーザーの過度の負担にもなりかねないので賛成出来ませんが
7Dに関しては、報道や取材ものの世界のプロの中でかなりの期待を持たれているようです。汎用性のある画素数が確保されていて、連写やAFなども1D系にかなり近くなって使えるであろうから、でしょう。
ささ
追加です。
以前は800万画素あればA4雑誌の表紙がいける、と言われていましたが
今2100万画素あると800万画素は大変物足りなく感じます。
3900万画素のphase oneP45の使用例を見ると自分も使いたくなりますが
感度や運用の自由度を考えると躊躇します。コストも大変に掛かりますし。
なので、一眼レフ系で「余裕のある画素数」の機種というのは
程よい落としどころで、ある種理想型なんですね。
soul
確かに画素数が多いと楽しいですが、最近では画素数落として画質・高感度重視する機種やそれを支持する声もよく聞かれますしね・・・。もしやソニーに追従し裏面照射をだしてくるのでしょうか?
x24070ki
こんにちは。
オリンパスの渡辺氏が画素競争は打ち止めにし、別方向の技術開発に力を注ぐという話をされています。(http://news.cnet.com/8301-13580_3-10189546-39.html)
こちらのデジカメinfoに、以前キヤノンEOS7Dの画素ピッチが今のフォーサーズのそれに並んだというコメントを残された方がいました。その際、いちオリンパスユーザーとして、とても嬉しく思いました。と言うのも、フォーサーズは低ISO感度時でもそれなりにノイズが多く、やはり撮像素子は大きければ大きいほど良いのではないかと、懸念を抱いていたからです。しかし、EOS7Dはまだベータ機であるにもかかわらず、高ISO感度時の画質も高評価であると、デジカメinfoで紹介された記事にありました。それで、フォーサーズも画質の面でまだまだ発展する余地があると期待が膨らみました。
問題は、オリンパスはパナソニックから撮像素子を買い続けなければならないのかということだと思います。とくにコストの面で、やはり両社が共同歩調をとったほうが有利でしょうから。願わくば、渡辺氏が述べているように、今の撮像素子を更に成熟させる方向で技術を伸ばしてもらいたいものです。
flipper@管理人
コメントありがとうございます。
>カレー王子さん
センサーサイズを考えると12.1MPでも少し多いように感じますが、パナソニックのことなので、あまり変なものは出してこないと信じたいところですね。パナは超高感度の素子も発表しているので、実機への投入があると面白いですね。
>さささん
この記事にあるようなマイクロフォーサーズはアマチュア中心で、商業印刷に使う人もあまりいないでしょうから、プロ用のフルサイズなどの機種とは分けて考える必要があるのではないかと思います。
個人的には、広告プロ用のフルサイズ機などの必要性があるところに高画素機を投入するのは、何の問題ないと思いますが、一部のコンデジにあるような客引きのための無意味な画素数アップは止めて欲しいと思っています。
>soulさん
高画素化のよしあしは、解像度を取るか、ダイナミックレンジと高感度性能を取るかということになるので、使い方によりけりでしょうね。パナソニックの裏面照射センサーは以前から噂に上がっているので、LX3後継機やマイクロフォーサーズ機に投入してくるかもしれませんね。
>x24070kiさん
こんにちは。そういえば、以前オリンパスは高画素化打ち止め宣言をしていましたね。ただ、おっしゃる通り、パナソニック製のセンサーを使う場合は、低画素のセンサーが陳腐化してしまって、オリンパスも高画素化せざるを得ない状況になる可能性もありそうです。
EOS 7Dの高感度性能はかなりすごいもののようで、7Dを見ていると狭画素ピッチのフォーサーズでもまだまだ性能向上の余地がありそうですね。
ささ
>> プロ用のフルサイズなどの機種とは分けて考える必要があるのではないかと思います。
確かにそうなんですが、写真誌やネットの情報で必要以上に盛り上がったり落ち込んだり、自分のひいき以外のメーカーを腐したり、写真よりカメラスペックが好きだったりする人たちが多数いる以上、「必要の無い世界でのスペック競争」は続くのではないでしょうか。彼らはメーカーにとっては、新製品をどんどん買い替えてくれる一番いいお客ですから。
そういう「甘金」、落語の隠語で「簡単に笑う客」がたくさんいるおかげでメーカーも食えるし、カメラ技術の進歩もあった訳です。きっと。
刺激的な言い方をしましたが、カメラは工業製品である以上
多数派の顧客のニーズに沿う形でしか進歩しないのではないでしょうか?
つまり我々ユーザーが、カメラより写真に興味を少し多く移す事が必要でしょう。相手に求めるなら、まず自分が変わらなければ。
ささ
わかりにくい言い方で申し訳ない投稿でした。
要するにプロでもアマチュアでも
「客がそれを求めてるからそういう製品を作る」のが商売人で
商売人に「必要以上のスペックは無意味だ」などという倫理とか矜持を求める方が
無理ではないでしょうか?ということです。