CAMERA LABSにD300SとEOS 50Dの高感度の比較レビューが掲載されています。
・Nikon D300s vs Canon EOS 50D RAW High ISO Noise preview
- テストはRAWで行いD300Sは16-85mm VR、EOS 50DはEF24-105mm ISを使用し、F8に絞って撮影した。ピントはライブビューで拡大して確認している
- ISO100、ISO200では双方ともクリーンな画像。ISO400では、両機ともにフラットな部分やシャドー部にかすかなノイズが現れるが、心配するようなものではない
- ISO800では、D300Sは若干ソフトなイメージになり少しノイズも増えるが、まだ極めてクリーンな画像。EOS 50Dはノイズがより目立つ
- ISO1600では、双方ともノイズが増えるがD300Sのほうがより自然な画像。ISO3200では、D300Sのほうがノイズが増えるが自然な印象で、EOS 50Dはよりむらのある画像
- EOS 50Dは低感度ではより細かなディテールの描写だが、高感度になると、ニコンのほうが好ましい画質
- EOS 7Dの最終製品が手に入ったらD300Sとの比較を掲載する予定。EOS 7Dは、どのようにノイズを取り扱っているのだろうか
RAWでの高感度の比較では、50DよりもD300Sのほうがディテールの情報が残っていて自然な感じがします。D300Sの1200万画素センサーは、本当に素性のよいセンサーですね。ただ、50Dは低感度ではD300Sに負けていない(むしろ勝っている?)印象です。
EOS 7Dとの高感度ノイズの比較レビューも近日中に掲載されるようですが、こちらは真のライバル同士の対決になるので、どのような結果になるのか楽しみですね。
soul
たしかにおっしゃられるように、D300s vs 7Dのガチンコ対決が
楽しみですよね。管理人さんは7D買うんですか?
Kenz
ていうか、低感度で50Dの方が良い結果、という方がニュースな気が(^^;
ま、レンズの良しあしてのもあるかもしれませんが。(ニコンのレンズはよーわからんので)
ウォルサム
巷で云われているほど50Dのセンサーははダメダメではないので、低感度、かつRAWであればいいスコアを出すのは当然でしょう。
今回の結果は、自分からすれば「まぁそうだよねぇ?」というところです。
7Dはフィールドカメラとしてあらゆる環境で画質を確保してほしいので、高感度やJPEGでの画質で進化していてほしいところです。
影武者
撮像素子のことは詳しくないのですが、、、
撮像素子の特性を決めるときのチューニングの違いということはないのでしょうかね。
たとえば、D300sの撮像素子のほうが、高感度側の特性を優先した結果とか。
もともとの技術(得意な部分)に差があるとは思いますけど。
詳しい人の話を聞いてみたいですね。
flipper@管理人
コメントありがとうございました。
>soulさん
高画素の7DがD300Sとどこまで戦えるのか楽しみですね。私は100mmISマクロとEF-S15-85が先に欲しいので、買うとしても7Dは後からですね(^^;
>Kenzさん
50DはRAWだと力を発揮しますね。ニコン16-85VRはDXで一番評判のいいズームなので、たぶんレンズでニコンが不利にはなっていないと思います。
>ウォルサムさん
50DはRAWで撮るとかなりの底力を見せるカメラですよね。巷の評判は、JPEG画質とキットレンズのEF-S18-200のためではないかと思います。7Dは今出ているサンプルを見る限りでは、JPEGと高感度は改善されてそうですね。
>影武者さん
D300Sのソニー製12MPセンサーは、高感度も強いですが低感度もよい画質なんですよね。
ただ、RAWが得意な50Dが低感度で思いのほかがんばってしまったので、画素数の多い50Dにディテールで少し負けてしまっただけではないかと想像していますが・・・
Kenz
ほほう、そうなんですね<ニコンのレンズ
てこた、巷で言われてるほど、高画素って悪いもんじゃないんじゃん、って気もしますねぇ。
それと、デジカメwatchでは、50DでのRAWとsRAWでの画質比較ありましたね。
高感度であれば、sRAW2を使えば欠点を補える、と。
これはG11やS90のローライトモードとは別なんですかね?(あっちはソニー製センサーか・・・・)
っと関係ない話失礼しました(^^;
tamamono
某掲示板からまいりました。こんにちは。
元記事に興味深い記述があるのが気になります。
元画像だとニコンよりキヤノンのほうが滑らかな設定なので
DPPでシャープネスを3から5に変更しているそうですよ。
キヤノンが滑らかなのはNRがかかり過ぎているからで、むしろ
NRをニコン位に下げてくれないと評価にならないですよね。
DPPでシャープネス5は明らかにやりすぎだと思います。
flipper@管理人
コメントありがとうございます。
>Kenzさん
50DはRAW+高性能レンズだと画素数なりの性能が出ますよね。sRAWで旧型機並みの性能がでるなら、使い方によっては高画素も悪くないかもしれませんね。G11のローライトモードは250万画素なので画素混合?なんでしょうかね。
>tamamonoさん
こんにちは。確かに妙な設定ですが、CAMERA LABSではそれが比較するのにいいと判断したんでしょうか。50Dは最適な設定だと高感度についてはもう少し強いのでしょうかね。ただ、D300Sとの画素数の差を考えると今のテスト結果でもそんなに悪くはないと思いますが・・・
小瑠璃
はじめまして。雰囲気のいいサイトですね。比較記事が特に有益です。
>確かに妙な設定ですが、CAMERA LABSではそれが比較するのにいいと判断したんでしょうか。50Dは最適な設定だと高感度についてはもう少し強いのでしょうかね。
たぶん、逆で、高感度はNRの効き過ぎで塗り絵になっているので、良く見えてしまう。ニュートラルな比較なら、同レベルのNRの効き具合にしないと比較にならないのでは、ということだと思います。
CanonのNRは、一日の長があり、20D(20Da)の頃からハイレベルでしたが、逆に言えば画像素子の粗を隠すのが巧いため、ニュートラルな素子の画質としては、今やかなり劣っているということではないでしょうか。(Nikonが頑張った結果)
それが塗り絵と言われる原因であり、一時期圧倒的に高感度のノイズ耐性で天体写真へのアドバンテージがあった理由と思われます。微光星を消さずに、ノイズだけ消す処理はたいしたもんだと思いますが、それ以外は均質な塗り絵になり易いNRになってしまったのだと思います。
結局、一長一短ですね。(天文ファンには便利です。私はD50ですが)
flipper@管理人
小瑠璃さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
20Dの頃のキヤノンは、確かに画像処理で他社より一歩も二歩もリードしていたと思います。ニコンがD3、D300から急速に高感度に強くなったので、最近はあまりパッとしなくなってしまいましたが・・・。ただ、最新の7Dは高感度に関しても、かなり評判がいいみたいです。
それから、天体ではニコン機で微光星が消えるという現象は有名な話みたいですね。