富士フイルムがCMOS採用のデジタルカメラHS10を準備中?[内容更新2]

Photo Rumorsに富士フイルムの新型デジタルカメラHS10のスペックに関する噂が掲載されています。

Fuji HS10 will steal the show (PMA) with its CMOS sensor

  • このカメラ(HS10)は今年のPMAで最もエキサイティングな製品になるのではないかと思う。CMOSは裏面照射になるのではないか。マイクロフォーサーズ機ではない
  • HS10の詳細は次の通り
    • 1000万画素センサー
    • デュアル手ブレ補正
    • 3インチ可動式液晶モニタ
    • 30倍 ワイドアングルズーム 24-720mm
    • 動画は1080pのHD動画、ステレオ音声
    • 連写は10コマ/秒
    • パノラマモード
    • 非常に低価格

 

24-720mmの30倍ズームが事実だとしたらすごい倍率だとは思いますが、これだけ高倍率だとさすがに画質的にはあまり期待できないかもしれませんね。

注目点は、やはりセンサーがCMOSになるということでしょうか。富士のCMOSがどのような性能を見せるかに注目ですね。

また、富士のCMOSに関しては、以前、有機CMOSを開発しているという情報が出ていたことがありましたが、裏面照射も開発していたんでしょうかね。富士のセンサーは今でも高感度に強いので、本当に裏面照射が出てきたら、どれほどの性能を見せるのかとても楽しみです。

 

[追記] Photo RumorsにHS10の写真が掲載されています。

First Fuji HS10 picture

外観は、まるでデジタル一眼レフのエントリーモデルのようですね。ズームは4.2-126mm F2.8-5.6で、この画像がフェイクでないとしたら本当に30倍の光学ズームを搭載しているようです。

 

 [追記2] HS10が海外で正式に発表されました。

Fujifilm introduces FinePix HS10 with 30x optical zoom (dpreview)

噂通り、本当に30倍の光学ズームを搭載してきましたね。画質的にどうなのかは気になりますが、換算で24mmから720mmまであれば、大部分の用途をカバーできますね。