EOS-1D Mark IVとニコンD3Sの高感度の比較記事が掲載「D3Sの高感度は新次元」

NEUTRALDAYにキヤノンEOS-1D MarkIV とニコンD3Sの高感度の画質の比較記事が掲載されています。

Canon EOS 1D Mark IV vs. Nikon D3s: ISO Comparison

  • テストは50mmレンズをF8に絞って行った。カメラのセッティングはシャープネスを最も低くし、現像時のシャープネスをかけていない。また、カメラ内のノイズリダクションとダイナミックレンジ拡張をOFFにした
  • サンプルの画像(※リンク先を参照してください)はピクセル等倍で切り出したもので、左から順にD3S、1D MarkIV、5D MarkII(5DIIはISO6400まで)
  • ISO102400では、1D MarkIVもD3Sも高画質とは言えず、もっとはっきり言えば、1D MarkIVの画像は完全にザラザラだ
  • 等倍の画像を見ると、キヤノンが色ノイズが目立ちニコンは輝度ノイズが目立つが、最終結果としてはニコンのほうがより綺麗な画像で、ニコンはより優秀なノイズリダクションのかけ方を選択している
  • 1D MarkIVの高感度はとても立派なもので、キヤノンファンはがっかりする必要はない。しかしながらD3Sの高感度は新次元で、ISO1600で撮影した画像が他機種のISO200とほとんど同じに見えることは注目に値する

 

D3Sの高感度は本当に驚くほどノイズが少なくて、高感度の画質は1D MarkIVに完勝と言っていいのではないかと思います。D3Sに手ブレ補正付きのレンズを組み合わせれば、ほとんどの被写体が手持ちで撮れそうですね。

また、5D MarkII は高画素の割りには高感度に強いようで、新しい1D MarkIVよりもむしろ高感度に強いように見えます。