シグマSD1の画像は凄まじい質感で大判・中判の写真を想起させる

デジカメWatchに、シグマの山木和人社長のSD1に関するインタビューが掲載されています。

【フォトキナ】新Foveonセンサーで、さらなる高画質を狙うシグマ

  •  (処理速度に関して)複数のプロセスを一つの処理関数にまとめるなど、プロセッサへの負担が軽くなるような工夫をしている
  • (高画素化について)もともと極小画素に向けて開発した技術を応用しているので、まったく問題ない。画素ごとのS/Nは、SD14・SD15のセンサーよりも改善されている
  • 測定した結果ではベイヤー配列センサーの3000~3200万画素に相当する解像力が実測値で出ている。その上、色に関しての情報量はFoveonが圧倒的に上なので、見たことがないほどの高画質になった
  • サンプル画像は凄まじい質感で、深みのあるグラデーションは大判・中判フィルムでの写真を想起させる(インタビューアー談)
  • 発売は来年春を目標にしている。価格は、高くなりすぎないようにしたい。他社ミドルクラスと比べて十分に競争力がある価格で発売する

 

大判・中判フィルムでの写真を想起させるというサンプルをこちらにも見せて欲しいものです。「見たことがないほどの高画質になった」などと言われると、SD1への期待が否が応にも高まってしまいますね。

価格は、イギリス発の噂では1800~2000ポンドという話でしたが、「他社ミドルクラスと比べて十分に競争力がある価格になる」ということなので、10万円台で発売される可能性もあるかもしれませんね。