- 鏡筒はプラスチックで、作りはまずまず良いと感じる。唯一欠けているものは距離目盛。フォーカスリングはスムーズで、遊びは少ない。軽いのでチープに感じるが、実際の鏡筒のクオリティは総プラスチック製ということを考えると良好だ。残念なことに、クイックシフトフォーカスは採用されていない。
- 解像力は全ての絞り値でとても良好で、周辺部でさえ良好。F4~F8の間では、画面全体が最高レベル(excellent)の解像力になる。最大の強みは、同じ絞り値ではズームレンズよりも周辺部のシャープさが良好なことだ。
- 歪曲は-0.8%のタル型で目立つが、多くの場面で問題にはならない。色収差はピークで約1ピクセルでとても小さい。
- AFは高速かつ正確で、多くのケースで被写体に瞬時にロックする。このレンズは自分が持っているレンズの中で最もAFが速いレンズの一つ。
- ウィークポイントはフードやケースが付属しないことと、同程度の価格のライバルと比べて若干暗いこと。
- このレンズの性能はより高価なレンズに近く、私はF値をF2.4に抑えたのは同社の他の製品との競合を防ぐためだと思う。価格もレンズも素晴らしく、誰にでも勧められる。このレンズはDA35mm F2.4 AL [Un]limited(アンリミテッド)と呼ぶべきだ。
光学性能はとても優秀で、"値段の割に"という言葉がいらないくらいの高いレベルに仕上がっているようです。開放から十分な解像力で四隅まできちんと解像しているので、とても使いやすそうですね。AFが非常に速いというのも嬉しい情報です。作りがチープに感じられるのは、実際にとても安価なレンズなのでこの点に関しては仕方がないかもしれませんね。
ihi
このレンズの大本と言えるFA35/2の写りも相当に良かったですからね。
低価格帯でもしっかりとした性能のものを用意するペンタックスはたいしたものです。
特に『AFが瞬時に合う』の一文は往年のペンタユーザーからするとここまで来たかと思わせるものがありますね。
ふ
QSFSがないとのことで残念ですが、某巨大掲示板wで仕入れた裏技がありまして…。
右手薬指でレンズ交換ボタンを押し込みクラッチを切ることでMFに移行できます。
目から鱗でした。
私はまだ練習中ですが、身につけばFA limited達をより活躍させるできるようになると思います。
ohagi
手近な高性能のペンタならではですね。
でも、35mmはFAのF2とMのF2に31mmもあるし・・・
でも、Kr買っちゃったから欲しいです。
こまつ
某メーカーと違って、ペンタは安くても写りを犠牲にしないレンズ作りをするので好きです。
カラバリがあるので、K-rに合わせた色にするか将来K-5にした時に合う無難な黒にするか子供用にしたK-xに合う白にするか、どうでもいい所で迷ってます。