ニコンがミラーレス用の18mm F2.8の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、ニコンのミラーレス機用の単焦点レンズの特許が紹介されています。

・Nikon 18mm F2.8 APS-Cミラーレス用レンズの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ニコンがAPS-Cフォーマットに対応するミラーレス用レンズの特許を出願中。焦点距離は18mmなので、35mm判換算で約28mmとなる使い勝手の良い製品になるだろう。
  • 非球面2枚、リアフォーカス、テレセントリック性が良い、前玉径が小さい。
  • パテントにあるニッコールは4群5枚のかなりシンプルな構成で、ヌケが良さそう。しかし、性能はあまりよくない。球面収差と非点収差は画面中心でも約0.1mm、歪曲収差は周辺で-2%の樽型。倍率色収差は周辺で0.02mmでかなり目立つ。コマ収差は、接写でかなり悪化するようだ。

 

 ニコンのAPS-Cミラーレス用のレンズがレンズ交換式ミラーレス機に使われるのか、レンズ一体型コンパクトカメラに使用されるのかが気になるところです。

ニコンには1インチセンサーのミラーレス機用の特許も多数存在するので、新世代機のセンサーサイズは最後まで予想が付きませんね。

このパテントのレンズはシンプルな構成で性能はあまり良くないということなので、X100のような高級コンパクト用のレンズとしては性能的に少し物足りないかもしれませんね。