ニコンが一眼レフに米アプティナイメージング社のセンサーを採用

東洋経済オンラインに、ニコンがデジタル一眼のイメージセンサーを海外に外注するという情報が掲載されています。

デジカメ増産のニコン、なぜ海外部品を選んだか

  • ニコンが主力の一眼レフデジタルカメラを大増産することが明らかになった。ニコンは震災の影響は限定的だが、イメージセンサーを中心に一部の部材が調達難に陥っていた。想定外の増産に踏み切る決め手となったのが、海外部品メーカーとの取引の開始で、米アプティナイメージング社から、一眼レフ用撮像素子の供給を受けるもよう。
  • ニコンは、10年夏に、需要に見合う撮像素子を調達できず、フル生産を逃したため、実は震災前から(センサーの)新たな供給元を模索していた。アプティナは三洋電機に撮像素子の納入実績があり、ニコンは三洋からコンパクトデジカメのOEM供給を受けている経緯で、今回の商談に発展したとみられる。

 

この記事を読む限りでは、ニコンがソニーからアプティナイメージングに乗り換えるというよりも、ソニーの供給不足を補うためにアプティナイメージングからもセンサーを調達するという印象ですが、今後は2社から供給を受けるのか、完全にアプティナイメージングに乗り換えてしまうのか気になるところです。

また、アプティナイメージングのセンサーの機能や画質が、ソニーのセンサーと比べてどの程度のものなのかも興味深いところですね。
-------------------------------------------------
この記事の情報はpatrick さんに教えていただきました。ありがとうございました。