ニコンが24-70mm F3.5-4.5などのFX用の標準ズームの特許を出願中

エンジニアの嗜みで、ニコンの24-70mm 、24-85mm、22-80mmなどのFX用のズームレンズの特許の情報が紹介されています。

・Nikon 24-70mm F3.5-4.5 の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ニコンが24-70mm F3.5-4.5、他数本のFXフォーマットに対応したズームレンズに関する特許を出願中。仮に小型軽量のフルサイズ機が登場するのであれば、とても相性の良さそうなレンズになりそう。
  • それぞれ24-70mm、24-85mm、28-105mm、24-90mm、22-80mm、明るさはF3.5-4.5、或いはF3.5-5.6。5群ズームレンズ、非球面を3面使用、第2レンズ群をフォーカス用としたインナーフォーカス、第4レンズ群で手振れ補正。スペックから推測すると軽量なレンズに仕上がりそう。
  • 性能はズバ抜けて高い。広角側の球面収差と倍率色収差はほぼゼロ。全焦点距離域で非点収差が周辺で目立つようだが、それでも単焦点に近い性能。歪曲は広角側で-5%の樽型、望遠側で+5%の糸巻型とかなり悪い。

 

いろいろな焦点距離のズームがあるようですが、いずれも軽量なレンズに仕上がっていて、手ブレ補整が搭載されているということなので、FX用の手軽な標準ズームとして使い勝手が良いレンズになりそうです。

ズーム倍率や明るさであまり無理をしていないので、光学能面にも期待できそうですね。このようなレンズの特許が出願されているということは、もしかすると、ニコンはD700クラスよりも小型軽量で手軽なFX機の開発を考えているのかもしれませんね。