Lytroが撮影後に任意の位置にピントを合わせ直すことができるライトフィールドカメラを発売

米国のベンチャー企業LYTROが撮影後に、ピント位置を任意の位置に変更することができる「LIGHT FIELD CAMERA」を発表しました。

LYTRO (公式サイト)

  • Lytroはこれまでになかったようなやり方で写真を撮ることができる。単一の光を捉えるこれまでのカメラと異なり、Lytroは光のフィールド全体(これはその場所の全ての方向、全ての点からやってくる光だ)を捕らえる。撮影はボタンを押すだけで行われ、瞬時に光のフィールドデータを記録することができる。

    Lytroは色と光の強さ、そして全ての光の方向を記録しているので、撮影後にいつでも写真のどの場所にでもピントを合わせることができる。そしてこのこと(後からピントを合わせられること)はAFモーターが必要ないことを意味する。AFの時間もかからないので、意図した瞬間を遅れることなく記録することができる。

撮った後からどこでもピントが合う魔法のカメラ「Lytro」発売 399ドルから (ITmediaニュース)

  • 撮影した後でも写真のピントを好きな位置に合わせることができるという画期的なカメラ「Lytro Camera」を、米国のベンチャーLytroが来年初頭から出荷する。特殊なイメージセンサーを搭載し、写真を撮影する際に全ての光線の方向を記録。PC上で再生する際、特殊な計算を行うことで写真内の任意の位置のピントを再現する仕組み。

    カメラは筒状で、8倍ズームレンズ(F2.0)を搭載し、1100万本の光線を記録できるセンサーを搭載する。8Gバイトモデルは399ドル、16Gバイトモデルは499ドル。写真の再生にはソフトウェアが必要。

 

既にデジカメWatch等の情報サイトで取り上げられているので、このカメラをご存知の方も多いと思いますが、公式サイトのサンプル(クリックで後から任意の位置にピントを合わせることができます)が非常に興味深いものなので、まだご覧になっていない方は参照してみてください。

Lytroがどのような仕組みになっているのか正直よくわかりませんが、動物などの動く被写体もきちんと止まっているので、ピント位置を変えながら何度も露光しているわけではなさそうです。この技術が発展すると、スチル写真の世界が大きく変わる可能性があるかもしれませんね。