オリンパスがハイエンドコンパクト用の6-30mm F2.4-6.8の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、オリンパスの高級コンパクト用のズームレンズの特許が紹介されています。

・Olympus 28-140mm F2.4-6.8 高級コンデジ用レンズの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • オリンパスが6-30mm F2.4-6.8の高級コンデジ用レンズに関する特許を出願中。 35mm判換算で28-140mmになり、対応する撮像素子は1/1.63型~1/1.7型。 XZ-1の後継機、或いは下位機種を予定しているのかもしれない。
  • オリンパスの特許
    - 第1レンズ群: レンズ成分は1つのみで、全長を短縮可能。物体側に凹面を向け、主点を像側に移動することで、第2レンズ群との間隔を短くする。
    - 第2レンズ群: 主点を第1レンズ側に移動することで、第1レンズ群との間隔を短くする。正負の接合レンズで、色収差、軸上色収差を補正。

  • レンズは平凡なスペックだが、 しかし光学設計はXZ-1やS100と同じ1/1.63或いは1/1.7型に向けたものなので、1/2.3型とは一味違う。 特許は小型化を前提にした光学設計なので、薄型タイプになるかもしれない。

 

XZ-1のレンズは6-24mm F1.8-2.5なので、特許のレンズ(6-30mm F2.4-6.8)は、同じ1/1.7型センサー用のズームでもXZ-1のものとは方向性が異なるようです。

このレンズは、XZ-1の後継機ではなくXZ-1を一回り小さくしたような姉妹機に採用されるレンズなのかもしれませんね。ライバルはキヤノンのPowerShot S100あたりでしょうか。